高崎市金古町の県立日本絹の里で、夏休みこども特別展「カイコとチョウ~季節とのかかわり」が開かれています。黒いしま模様やコブのある珍しい蚕などが展示され子どもたちの関心を集めています。8月27日まです。
かつて日本の産業を支えた蚕の生態を知ってもらおうと企画。野山に生息している大型の絹糸昆虫「天蚕」の実物やクヌギの葉に産み付けた天蚕の卵も展示しています。また、緑や赤色に光る遺伝子組み換えカイコの繭や、蚕のさなぎや吐糸口(としこう)を顕微鏡で観察できるコーナーもあります。
この「日本絹の里」に行ったことがありますが、今回の富岡製糸場の世界産業遺産推薦で、絹・製糸が脚光を浴びて、話題の施設となっているのではないでしょうか。
この施設は、地元群馬県の県独自性を象徴するものとして建設された施設ですが、その魅力が今、見直されているのではないでしょうか。