あび卯月☆ぶろぐ

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参議院選挙と新聞

2007-07-29 16:19:26 | マスコミ・新聞
さて、参議院選挙である。
今しがた投票に行って来た。
今回は自民の敗北でしょうね。
かねがね小沢一郎は選挙に強いと言われるが、このジンクス今回も当たりそうだ。
もう一つジンクス(?)があって亥年は自民が敗北するというもの。
これは朝日新聞の石川真澄記者が言い出した説で、統一地方選挙と参院選が重なる亥年において地方議員たちは春の統一地方選挙の活動をするため、夏の参院選選挙に注げる力が減ってしまい結果、自民が苦戦を強いられるというもの。
名附けてこれを亥年現象という。

私はこの選挙ののちかつての自社さ連合のような現象が再び繰り返されるのではないかと睨んでいる。
いづれにしても民主党は躍進するだろう。

ところで、今日の讀賣新聞の朝刊の一面に「拝啓 有権者の皆さんへ」と題した橋本五郎編輯委員長の文章が掲載されていた。

曰く、野党が勝ったならば「国政が停滞することはある程度覚悟しなければならないでしょう。」
「どの道を選ぶかの大事な尺度になるのが、安倍内閣の10ヵ月をどう評価するかですこれまでともすれば、年金の記録漏れの対応や事務所費問題にばかりに光が当てられてきました。しかし、59年ぶりの教育基本法改正、自衛隊が発足して50年以上たっての防衛庁の省昇格、憲法改正のための国民投票法の制定、公務員制度改革なども踏まえて、きちんと評価を下すべきです。」


遠まわしに(あからさまに?)、自民党に入れろと云ってる。
それに、「拝啓 有権者の皆さんへ」とタイトルを附けるなんて朝日新聞みたいだ。
いや、これを批判したいわけではない。
私はこの讀賣の態度と同じように新聞各社はもっと偏向すべきだと思う。
公正中立なんてハナから嘘なのだから、公正中立を装ってこっそり偏向しているより、初めから「ウチは自分の意見を書きます」という態度の方がはるかに潔いし信頼できる。
だから、朝日も讀賣も自分の意見をもっと前面に出すべきなのだ。
読者はそれを認識した上で新聞を選べばいいのだし、読み比べる楽しみも増える。
どの新聞も同じことしか書かない方が恐ろしい。
むしろ、いまはそれに近い。
新聞がこれ以上偏向したら読者が困るという方もあるかもしれないが、
今でも新聞は公正中立で真実を伝えるなんて思っている読者はどの道騙され続けるだけである。

最近、朝日も保守的になってきた。
私はどの社のものでももっとパンチの効いた社説が読みたい。

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