水金地火木土天海冥・・・
私も小学生の頃だか中学のころに太陽を廻る惑星をこうやって覚えた。
それが、チェコのプラハで開催中の国際天文学連合（ＩＡＵ）総会で冥王星が惑星ではなくなるかも知れないという。
・・・と、ここまで書いてたった今、テレビで「冥王星は惑星から除外された」との速報が入った（22：38）。
冥王星は惑星から除外されたそうである。
なんでも、近年、冥王星級のセレスやカロン、２００３ＵＢ３１３などという小さな惑星が見つかったので
これ以上惑星が増えると各界に混乱を与える為、
いっそのこと冥王星を惑星から除外することになったようだ。
私も（もう決まったが）この案に賛成。
冥王星級の星を惑星と見なすのであれば今後も惑星が増えかねないからだ。
さて、本題。
この冥王星騒動でとある学芸員がテレビのインタビューに対し
「冥王星が惑星ではなくなると宇宙観に影響を及ぼしますし、我々の人生観にも影響があります」
と述べていてた。
私は失礼ながら思わず苦笑してしまった。
というのも、私は宇宙観がどうなろうが
まして、冥王星が惑星であろうがなかろうが
そのことに影響を受けるような人生観など持ち合わせていないからだ。
また、『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦大和』の作者、松本零士さんも
冥王星が惑星ではなくなることに関して「裏切られた思いだ」と述べていた。
やはり、宇宙に思い入れのある人にとっては看過できない問題なのだろうか。
確かに「水金地火木土天海冥」が「水金地火木土天海」になるのはちょっとさみしい気もするが、
やはり人生観には何も影響無い。
私も小学生の頃だか中学のころに太陽を廻る惑星をこうやって覚えた。
それが、チェコのプラハで開催中の国際天文学連合（ＩＡＵ）総会で冥王星が惑星ではなくなるかも知れないという。
・・・と、ここまで書いてたった今、テレビで「冥王星は惑星から除外された」との速報が入った（22：38）。
冥王星は惑星から除外されたそうである。
なんでも、近年、冥王星級のセレスやカロン、２００３ＵＢ３１３などという小さな惑星が見つかったので
これ以上惑星が増えると各界に混乱を与える為、
いっそのこと冥王星を惑星から除外することになったようだ。
私も（もう決まったが）この案に賛成。
冥王星級の星を惑星と見なすのであれば今後も惑星が増えかねないからだ。
さて、本題。
この冥王星騒動でとある学芸員がテレビのインタビューに対し
「冥王星が惑星ではなくなると宇宙観に影響を及ぼしますし、我々の人生観にも影響があります」
と述べていてた。
私は失礼ながら思わず苦笑してしまった。
というのも、私は宇宙観がどうなろうが
まして、冥王星が惑星であろうがなかろうが
そのことに影響を受けるような人生観など持ち合わせていないからだ。
また、『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦大和』の作者、松本零士さんも
冥王星が惑星ではなくなることに関して「裏切られた思いだ」と述べていた。
やはり、宇宙に思い入れのある人にとっては看過できない問題なのだろうか。
確かに「水金地火木土天海冥」が「水金地火木土天海」になるのはちょっとさみしい気もするが、
やはり人生観には何も影響無い。
なんてったって「天動説」を信じていたり、太陽が西から昇ってくるなどの奇想天外なことを言ってきたりする学生もいますし。
>今の学生にこんな話題を出しても、「冥王星って何？？」といった返事が来ると思うのは自分だけでしょうか？
>なんてったって「天動説」を信じていたり、太陽が西から昇ってくるなどの奇想天外なことを言ってきたりする学生もいますし。
えぇ！？小学生ではなくて学生（高校生・大学生）でもそういう人居るのですか！？
いやぁ、最近の学生はそこまで「進んでいる」んですね(笑)
だとすれば完全にゆとり教育の敗北ですね。
ゆとり教育マンセー！！（爆）
自分が大人になって子供が小学生になったとき「最悪の教育、ゆとり教育」「ゆとり世代という堕落世代」などと教えられ、自分が軽蔑されないかどうか心配です。
また、当時は非常識であることが未来では常識になる。
価値観とは怖いものです。
例（全部実話）…
１、大東亜戦争当時、日本の都市を爆撃中に墜落し、死亡したＢー29の乗務員を祀った人は、当時では「売国奴（非常識）」、現在では「立派な人（常識）」。
２、ゆとり教育は当時では「自主性を伸ばせるいい教育（常識）」、現在は「学力を低下させた最悪の教育（非常識）」。
３、当時、社会主義的な考えを持つ人は「進歩的文化人（常識）」、現在は「妄想主義者（非常識）」。
４、当時、流行っていた物（常識）が現在では時代遅れ（非常識）となること。
「ゆとり教育世代」なんて言葉は生まれそうですね。
いや、もう既にあるのかもしれません。
が、そう言われても「私はその世代でもかくかくしかじかだ」と云えば良いですよ。
チキソさんは「ゆとり教育世代」には見えませんし。
>当時は常識であることが未来では非常識になる。
どの例も興味深いですね(笑)
価値観なんて時代によって変わるのが当り前なんですよね。
まぁ、ゆとり教育に関しては当時から批判があったのですが一部の馬鹿な官僚（寺脇研など）が強引に推し進めてしまいました。
本人、責任を取る気はサラサラ無いようですが。
…現在では戦中派を軽蔑する教育がなされていますが、未来だと進歩的文化人を軽蔑する教育がされている可能性もありますね。
結論は、現在の価値観で過去の価値観を裁くことはできないということですね。
どれだけ宇宙について知らうが人間が変はる事はないといふ「人生観」を翁は持つていたのでせう。冥王星が惑星か否かでコロコロ変はる人生観とは笑止ですね。
我が国で戦争観がコロコロ変はるのも畢竟、戦争であらうと平和であらうと善と悪は専ら個人のみが為し得る事だと云ふ「人生観」を持たないからでせう。
あの悪名高いアヘン戦争さへイギリス人は後悔も謝罪もしてゐません。正しい態度だと思ひます。
「価値観」は多様で変化しても「価値」は一つだけだと信じない限り、我が国の「コロコロ」の無節操は未来永劫続くでせう。福田先生は左傾と同時に右傾をも憂ひてゐましたね。
冥王星から遠く離れて、なんとも憂鬱な話になつてしまひました。
>…現在では戦中派を軽蔑する教育がなされていますが、未来だと進歩的文化人を軽蔑する教育がされている可能性もありますね。
そういうこともありうるかも知れませんね(笑)
>結論は、現在の価値観で過去の価値観を裁くことはできないということですね。
詰まるところそういうことですね。
＞梅沢さん
>かつてアメリカの宇宙船が月に着いて日本中が熱狂してゐた時、山本夏彦翁は「何用あつて月へゆく」と云つたさうです。
山本さんらしいお言葉ですね。
山本さんのお言葉はいつも痛快でした。
>どれだけ宇宙について知らうが人間が変はる事はないといふ「人生観」を翁は持つていたのでせう。冥王星が惑星か否かでコロコロ変はる人生観とは笑止ですね。
私もまつたく同感です。
>我が国で戦争観がコロコロ変はるのも畢竟、戦争であらうと平和であらうと善と悪は専ら個人のみが為し得る事だと云ふ「人生観」を持たないからでせう。
>あの悪名高いアヘン戦争さへイギリス人は後悔も謝罪もしてゐません。正しい態度だと思ひます。
やはり、「一等国」は違ひますね(笑)
日本はいつになつたらイギリスのやうな態度を取れるやうになるでせうか。
おそらく、そんな日は来ないでせうね。
>「価値観」は多様で変化しても「価値」は一つだけだと信じない限り、我が国の「コロコロ」の無節操は未来永劫続くでせう。
日本人が思想的に無節操なのは過去現在未来を通じて変はらない民族性のやうなものでせうね。
やはり、未来永劫続くでせう。
>福田先生は左傾と同時に右傾をも憂ひてゐましたね。
それは福田先生の大きな魅力の一つですね。
今、さういう評論家がどれほどゐるか。
鈴木邦男あたりは右翼の割に右傾化を憂ひてゐるやうですが、私の目には左派に迎合してゐるやうに見えます。
いろいろ拝見して、お若い方である事に驚いています。
その頃の私は何をしていたのだろうかと慚愧に堪えません。
尤も今も何やってんだろう、なのですけど。
（むしろ今の方が、かもしれない）
あなたのような若い方とやりとりできて、光栄です。
凄い時代になったもんだ。
ところで、冥王星の話し
つまりは、「科学って事実って思いこんでいるけど、
それも人間の作ったものなんだよ」ということです。
私に言わせると、もっとみんな驚けよ！
なのですけど。
教科書の変化の話しじみてきましたが、
昔） 夏の昼間、外で運動する時、水を飲んではいけない。
却って消耗する。
今） 夏の昼間、外で運動する時、水を飲なきゃいけない。
熱中症で死んじゃう。
多くの事での変化に、ついていけなくなりつつあり困っています。
こんにちは。
書き込みありがとうございます。
>いろいろ拝見して、お若い方である事に驚いています。
いえいえ、若造の戯言というか、不勉強者が夜郎自大な文を綴っているようなもので、
そう言っていただけると嬉しいと同時にお恥ずかしい限りです。
>あなたのような若い方とやりとりできて、光栄です。
>凄い時代になったもんだ。
こちらこそ、そのようなお言葉を戴いて光栄です。
>ところで、冥王星の話し
>つまりは、「科学って事実って思いこんでいるけど、
>それも人間の作ったものなんだよ」ということです。
仰る通りです。
科学も宇宙観も所詮は人間が作ったものですから、変化して当り前なんですよね。
>私に言わせると、もっとみんな驚けよ！
>なのですけど。
なるほど、そう考えると確かにそうです。
皆、違う意味で驚いてしまった。
>教科書の変化の話しじみてきましたが、
>昔） 夏の昼間、外で運動する時、水を飲んではいけない。
>却って消耗する。
>今） 夏の昼間、外で運動する時、水を飲なきゃいけない。
>熱中症で死んじゃう。
健康や体に関しての知識は特に変化が激しいですね。
うさぎ跳びも今や厳禁になっています。
最近ではコレステロールが低くてもいけないだとか、
体脂肪の燃焼の仕方も運動して何分後からだと言われていたのが、
実はそんなものは関係なくてすぐに燃焼が始まっているだとか・・・。
>多くの事での変化に、ついていけなくなりつつあり困っています。
私もです(笑)
特に今の時代はものごとが目まぐるしく変化している気がします。
人類が滅亡に向かっていくにつれてその変化のスピードは上がっているのかも知れません。