初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ホシノヒトミ       ながく みじかい うつくしいじかん

2022-12-10 00:01:46 | 植物の名前

 2020/1/13撮影

 

 

似ていれば何でもいいのではない。

そう感じたからといって、命名していいのではない。

 

キセキの星に、

ともに生きる植物たちを呼ぶとき、

どんな情景を思い浮かべるのか、

その想像力が試される。

 

ヒョウジュンとかで決まってるから、

仕方ない、

そのままでいいだなんて、

どこかの独裁者の国のようで、

オソロシイ。

 

たかが野の花のなまえという世界観が、

多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、

ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、

とてもオソロシイ。

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか。

名付けてしまったヒトのことも、

ずっと傷つけているのに。

 

すべてのことに意味がある。

ながく みじかい うつくしいじかん。

 

幼いころから植物好き。

ずっといっしょに暮らしています。

 

2004年ころ、

遠いふるさとの父と母の晩年に

花写真手紙を週一回送り始めたことがきっかけで

植物を撮り始めた。

 

2014/12/10、花のなまえを捜して、

フシギうつくしい船、みんなの花図鑑に迷い込む。

 

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

群生し咲く様子を、

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。

この美しい花・実にふさわしい、

 

凛として迷わず。

ヒトもそうありたい。

 

(星の瞳)

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、さらに追い打ちをかけている。

犬も花もヒトのともだち。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

アーカイブ

1月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

2月上旬。

 

 

 

2月中旬。

 

 

3月中旬。

 

3月下旬。

今日のイノチ

すこしもらって、そばにおいて。

  

 

4月中旬。

タチホシノヒトミとホシノヒトミ

 

 

 

6月下旬。 

 

7月下旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブ

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 

 

 

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2022-12-10 08:03:53
ショカさんから教えてもらって以来、
ホシノヒトミって読んでいるのですが、
ほんとこの名前が似合います^^

そして、ショカさんがそう呼んでいるのが、
広がっている気がしています。
私も、及ばずながらそう呼んで、広げています^^
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贈り物 (アナザン・スター)
2022-12-10 09:11:34
夜の宙を観あげながら、少女は小さな手を組んで祈っていました。

お母さんが病気になってしまったのです。
少女は神さまに祈ることしかできません。

それを知った精霊は、星の光を浴びて少女の祈りを聴き届けました。

お母さんは病気が癒えました。
少女はお母さんの胸に飛び込みました。

二人が、家の庭を見た時、庭に広がる一面の花がありました。

まるで宙から星が降りて来て、地上に輝いているようです。

精霊は、自らの魂を花に宿したのでした。
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今日は~ (のんこ)
2022-12-10 12:36:53
今年 もう花見つけましたか?早いですねぇ
白鳥が飛来した時木曽川にたどり着く河原に
群生を見つけた時は、ショカさんの此のショットが浮かびました。私も花色大好きです。
今年も出会えるかしら?今は遠くから見ると
茶色の草原が広がっています。
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attsu1さん、こんにちは~ (ショカ)
2022-12-10 14:29:07
今日も穏やかで暖かいですね~。
まぁ、元々南関東の12月なんて全然寒くはありませんがw

大きな広がりはあると思います。
長い年数、色々なトコにアプローチもしてきました。
当面、
2023年春NHK連続テレビ小説『らんまん 』が最大の関心です。
影響力大きいですから。
NHKにも脚本家にもお願いはしました。
さてどうでしょうかね~( ゚Д゚)
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アナザン・スターさん、こんにちは (ショカ)
2022-12-10 14:36:19
植物たちが、地球生物の頂点ですね。
生かされているのに、ヒトは勘違いして。
愚かすぎるヒトの行く末はどうなるのでしょう。
ただ、すこし、感謝したらいいのにって・・。
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のんこ姉さん、こんにちは~ (ショカ)
2022-12-10 14:40:55
実際にはまだ観ていません。
でも、
ウチの園で群生するコゴメホシノヒトミは、
10月の芽吹きから順調に生育して、
1月の開花に向け順調です♪
冬枯れの間にはもう早春の準備ですね( ´∀` )
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Unknown (桐花)
2022-12-10 15:43:00
ショカさん、こんにちは~
きょう、気の早い子に出会いました。
3つ咲いてました。
すごく驚いて、すーっと惹き寄せられて、しゃがんで見つめてしまいました。
見つめながらショカさんのことを思いました。
この青は特別ですね。
「凛として迷わず。」憧れます。わたしはヘタレで迷ってばかり^^;

こんなに早く咲くなんて!と思いましたが、ショカ園さんで咲いているなら不思議じゃないのでしょうか。
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浸透して来てるね (ピエロ)
2022-12-10 16:58:20
ショカさん こんばんは
ホシノヒトミ この名前は大分浸透してきているね。
花にあっている美しい名前の方がいいに決まってる。
もう咲いているの? それともまだ咲いているの?
こちらは半年近く先じゃないと見られません。
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桐花さん、こんばんは~ (ショカ)
2022-12-10 17:49:39
12月になると、関東以西では迷い咲きがある。
僕はまだ出逢っていないけど、
12/10は、記念日だから、
毎年ホシノヒトミなんだよ。

この子を見て、思い出してくれるなんて、
めっちゃうれしい( ;∀;)

迷うことができるのはヒトだけ。
元気に、いっぱい迷って!
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ピエロ姉さん、こんばんは~ (ショカ)
2022-12-10 17:54:56
キャンペーン始めてからずいぶんな期間が過ぎた。
あと2年、10周年だよ!
全然年取った感覚ないからうれしいww

環境によってだけど、ちらちら12月から咲きだす。
コゴメやフラサバソウは年明けたら本格的に咲きだす。
1年でいちばん気候の違う時期になるね。
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