東横電車区

Nゲージ・鉄コレネタが主体のブログ。時々Bトレネタや京急・東急(東横線関連)を中心に首都圏の鉄道ネタ、旅行記・乗車記。

祝 相鉄~JR直通運転開始! 乗車記(その2)

2019-12-12 22:11:44 | 旅行記・乗車記
「その1」の続きです。

新宿に到着し、一旦改札を出てから再入場。2番線の発車案内には相鉄線 海老名の表示が!


ちょうど向かいの1番線にはりんかい線70-000形(Z10編成)の新木場行がやって来ました。


りんかい線との直通はこれまで通りですが、今回のダイヤ改正で埼京線の快速は武蔵浦和~大宮間が各駅停車化されてしまいました…
ちなみに相鉄との直通で埼京線内快速となる列車も数本設定されています。

程なくして2番線に折り返し相鉄直通の各駅停車(相鉄線内特急)海老名行が入線。やって来たのは相鉄12000系の12104Fでした!(それにしても撮影していた人の数がすごかった…)


側面の行先表示(新宿停車中)






車内のLCD表示(新宿停車中)


JR直通用として登場した相鉄の新型車両12000系。特徴的な前面デザインやネイビーブルーの車体塗装が一際目立っていました!
車内のデザインも含め、とにかくかっこいい車両です!(語彙力

この直通系統では列車番号の都合上、時刻表のみで相鉄車とJR車の運用を見分けることは難しく(但し新宿以北発着を含む運用は決まってJR車)、この列車も正直どちらが来るかわからない状態でした。
今回は時刻表で折り返し前の列車を追い、そこから相鉄車が来ると予想していたところ見事に当たりました!

9時27分、定刻通り新宿を発車。乗車した9号車は座席が埋まるほどの乗車率でした。
三菱IGBTのVVVF音含め走行音はE233系7000番台とほぼ同じですが、音の響き方がE233系とは若干違うように聞こえました。あとドアエンジンがE233系7000番台とは異なり、開閉音はとても静かです。

渋谷を過ぎ、普段乗り慣れた区間を走行。しかし相鉄車に乗っているという違和感…大崎からは湘南新宿ラインのルートで武蔵小杉へ。西大井~武蔵小杉間で相鉄車が100km/h以上で飛ばすのはかなり新鮮でした!

武蔵小杉を発車し、次は羽沢横浜国大まで約15分ノンストップ。横須賀線(品鶴線)の線路と分岐し貨物線に入り、並走する形で新川崎のすぐ脇を通過(先程通ってきた線路は新鶴見機関区を挟んだ反対側にある)。鶴見を過ぎて京急花月園前付近よりトンネルへ。
トンネルを出て左手にJR貨物の横浜羽沢駅が見えるとまもなく羽沢横浜国大に到着。ここでJRの乗務員から相鉄の乗務員に交代すると同時に2~3分ぐらい(?)停車していました。

車内のLCDも相鉄タイプの表示に。ここから相鉄線に入り、種別も特急に変わりました。


新線のトンネルを進み、3分ほどで西谷へ。1番線に到着しました。
当初予定では終点海老名まで乗車するつもりでしたが、予定を変更してここで下車。特急海老名表示で1枚(ここも先頭車付近はすごい人だった…)


1分ほど停車していた後、海老名へ向けて発車していきました。

2番線には横浜からの快速海老名行(8000系8706F)が停車していました(この後すぐに発車していった)。


横浜方面と羽沢横浜国大方面の分岐駅となり、急行以外全ての種別が停まるようになった西谷。ダイヤ改正のポスターが大々的にありましたがどちらかというと閑散とした感じ…すぐ上を東海道新幹線が高速で通過していました。




西谷の駅名標とE233系7000番台。JR線内での相鉄車と合わせてそのうち当たり前の光景として見慣れる時が来るだろう…?


ここで相鉄の車両を少し撮影…

9000系リニューアル車(9706F)の各停横浜行。ネイビーブルー塗装の9000系リニューアル車はこれが初撮影((


その次に3番線にやって来た新7000系7755Fの快速横浜行。


東急との相互直通が始まる頃には引退が予想される新7000系…日立GTO初期の素晴らしいVVVF音を響かせていました!

7755Fの次に3番線にやって来た9000系リニューアル車(9705F)の特急横浜行。


そういえばこの9705F、最後まで旧塗装で残っていた9000系でしたね…(2015年11月、運転免許更新の帰りに二俣川で偶然遭遇し撮影。10000系10706Fとの並びかつ逆光ですが…)。


その後2番線にも9000系リニューアル車(9707F)の各停海老名行が到着。ちょうど3番線の9705Fも発車するところで、9000系リニューアル車同士が並びました!


撮影後これに乗車。リニューアル後の9000系には初めて乗車しましたが、12000系と同様に車内もかっこいいです!
その車内に響く日立IGBTのVVVF音+直角カルダンのモーター音もまた良い感じでした!

二俣川で8000系の特急海老名行を先に通した後、各駅に停車しながら海老名へ。実はこのあたりでTwitterが一時的に利用制限をかけられてしまい、少々焦りました((

それはともかく終点の海老名に到着。折り返しは回送となりました。


一旦改札を出て再入場し、とりあえず次の特急横浜行に乗車することにしました。


で、やって来たのはなんと12000系(12103F)! 運番表示は71でした。


後で調べたところ、この運用は直通運用でありながら間合いで海老名~横浜間を往復する運用の模様で、相鉄車の直通運用の一部で設定されているそうです(その後12月3日にはこの運用の1つにE233系7000番台が代走で入り、横浜やいずみ野線にも入線した模様…)。

海老名を発車し、大和・二俣川・西谷と停車してあっという間に終点横浜に到着。3番線に到着し、折り返し特急海老名行となりました。


行き止まり式ホームの横浜においても12000系は一際目立ちます!

2番線には新7000系7751Fの急行海老名行が停車していました。この編成は新7000系のVVVF車で唯一、5+5の10連です。


撮影後、京急に乗り換えて帰途につきました。
その際乗車した✈急行新逗子行は新1000形の1225編成でした! 新逗子の入ったLCD表示と共に上大岡停車中に撮影。




なお上大岡1・2番線では同日よりホームドアの使用が開始されました。ただ1番線側のホームドア未設置部分はそのまま…


というわけで久々に相鉄+初日のJR直通運転をを満喫してきましたが、相鉄に関してはしばらく乗らないうちにだいぶ変わったという印象…さらに一言でまとめると"何もかも新鮮"でした。
とても充実した一日でしたが、あわせて乗りたいと思っていた20000系(東急直通用となる新型車両で今のところ20101Fの10連1本のみ)が前日の事故の影響で運用に入っておらず、乗車できなかったのが少々残念でした… また後日、羽沢横浜国大駅再訪とあわせて乗りに行きたい思います。

完(?
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祝 相鉄~JR直通運転開始! 乗車記(その1)

2019-12-12 21:19:07 | 旅行記・乗車記
今回は久々にNゲージ以外のネタでも…

先月30日より相鉄とJRの相互直通運転がついに開始され、それまで横浜発着で神奈川県内のみを走っていた相鉄がついに都内進出を果たしました!
管理人はその直通初日に休みを取り、直通列車と新たに開業・営業運転を開始した区間に早速乗車してきました!

今回はタイトルも内容も長くなるため、2回に分けてお送りしたいと思います。
なお予めお断りしておきますが、相鉄の編成番号は上り方先頭車の車両番号×両数(例えば12000系の第1編成の場合、12101×10となる)が公式な呼び方とされていますが、ここでは便宜上、東急などと同じくxxxxF(xxxxは上り方先頭車車番)で表記しています。

この日は早朝(とはいえ初電ではない)に出発し、京急で横浜へ。新1000形1201編成の✈急行に乗車しました。

横浜に着き、ここからは久々となる相鉄へ。2・3番線ホームへ上がり、予定より1本早い急行海老名行(しかも8000系!)が停車していたので乗車することにしました。
車番を確認すると、なんとトップナンバーの8701Fでした!(海老名到着後に撮影)


前面および側面の種別・行先表示はフルカラーLEDですが車内はなんと座席が未更新!(8000系の初期車で座席未更新のやつってまだ残っていたんですね…)
そしてVVVFも未更新(日立GTO)なので独特のVVVF音+直角カルダンのモーター音を久々に生で聞けて最高でした!

急行なので二俣川までノンストップ、二俣川から先は海老名まで各駅に停車。途中で降りることも考えたのですが、結局終点の海老名まで乗車しました。
と、ここまでは管理人のよく知ってる相鉄ですが(とはいえ星川付近の高架化など前回乗車時からけっこう変わった)、ここからはいよいよ今回のメインとなる直通列車に乗車します。

JR直通列車の初乗りに選んだのは海老名7:45発の特急(JR線内各駅停車)武蔵浦和行! この種別と行先の組み合わせに惹かれました(
一旦改札を出て再入場すると、すでに発車案内にもその表示が出ていました!(しかもこの時間、特急の後の各停もJR直通の武蔵浦和行という…)


話がそれますが、発車案内の近くで発見した、けっこう年季の入った電照式のサイン(?)。新7000系らしき車両が描かれています。列車がホームに停車中に点灯していたのですが、これは一体何なのでしょう…?


ホームへ向かうと同時に特急武蔵浦和表示のE233系7000番台が1番線に入線! ハエ124編成でした。


側面の行先表示(海老名停車中)


海老名の駅名標とE233系7000番台


相鉄の海老名駅に埼京線のE233系、しかも特急表示! とにかく凄い!(語彙力

車内のLCD表示。誤表示でオレンジの特急(横浜発着およびJRから直通の海老名行で使用)となっていました。個人的には行先に気を取られてあまり気になりませんでしたが、これについては順次改修されるとのことです。




相鉄とJRの直通列車は基本的に新宿発着ですが、この列車を含め一部列車は埼京線の新宿以北にも直通し、他にも大宮行や川越行などもあります(逆もあり)。但し新宿以北発着の列車は全てJR車の運用となっています(が、12月2日のダイヤ乱れ時に相鉄車がJR車運用の代走で新宿以北に入線した模様…)。

直通運転開始に合わせてE233系7000番台の弱冷房車は4号車から9号車に変更…されたのですが4号車にも弱冷房車の表記が残っていました(車内側のステッカは無し)。


発車直前には次発の各停武蔵浦和行(こちらも当然ながらE233系7000番台)が2番線に到着。JR車が見事に占拠していましたw
そして7時45分、海老名を発車。普段乗り慣れている埼京線のE233系が相鉄線内を特急で飛ばすのはなかなか新鮮でした!ついでに海老名~二俣川間で特急に乗ったのは今回が初だったので、大和・二俣川のみ停車で通過駅があるというのも新鮮に感じました。

二俣川の次は今回の直通運転開始に合わせて羽沢横浜国大方面への分岐駅となり新たに特急停車駅(急行以外全て停車)に格上げされた西谷に停車。4番線に到着しました。
そして西谷を発車し、ついに新線のトンネルへ突入! およそ3分で今回開業した新駅、羽沢横浜国大に到着しました!

せっかくなのでここで降りてみることに。車両の行先表示が各駅停車埼京線直通武蔵浦和に変わり、車内のLCD表示も埼京線で見られるタイプの表示に変わりました(ここから先はJR線となる)。






相鉄からJRの乗務員に交代し、その後JRの発車メロディ(巌根1番線と同じ曲)+調布型男声の戸閉放送が流れ、発車していきました。

2番線ホームの駅名標。柱に「タモリ倶楽部」のサインが入った駅名標も発見!(番組企画によるもの)




駅舎の駅名看板2種(1種は相鉄とJR双方のロゴ入り)




今回の直通運転開始に合わせて開業した羽沢横浜国大駅。相鉄とJRの境界となる駅でもあり(駅名標などは相鉄仕様)、さらに数年後には新横浜・東急方面との分岐点ともなる予定です。
新駅を散策…といきたかったところですが、初日しかも硬券や記念乗車券類を発売していたためかそれ買い求める長蛇の列が外まで続いており、駅構内もすごい人…どちらにしろ残念ながら今回は行程上、諦めました(

わずかな滞在時間の後、後続の各駅停車武蔵浦和行に乗車(先程海老名で次発となっていた列車)。こちらも当然ながらE233系7000番台で、ハエ129編成でした。
ちょうど1番線には相鉄線内特急となるE233系7000番台(ハエ125編成)の海老名行が停車していました。並びで1枚。


車内のLCD表示(羽沢横浜国大停車中)


羽沢横浜国大を発車してJR線へ入り、次の武蔵小杉まで約15分間ノンストップ! 現在建設中の新横浜方面と分岐し東海道貨物線に入り、JR貨物の横浜羽沢駅が見えると程なくしてトンネルに入りました。
そのトンネルを抜けると京急の花月園前付近に出て、まもなく鶴見を通過し横須賀線(品鶴線)と並走する貨物線の線路を進み、新鶴見機関区などを右に見ながら武蔵小杉の手前で横須賀線(品鶴線)の線路と合流してようやく武蔵小杉に到着。意外とあっという間に感じました。
(実はこの区間、2010年5月の辻堂駅ホーム拡張工事の際、上り普通列車が貨物線経由で迂回運転された際に一度乗車したことがあり、その際は藤沢から武蔵小杉までノンストップであった)

武蔵小杉からは乗り慣れた湘南新宿ラインのルートで新宿方面へ。E233系7000番台が武蔵小杉~西大井間で100km/h以上で飛ばしていました!
大崎からはこの車両も走り慣れた区間となり、ようやくいつもの埼京線となりました(?

そして列車は新宿の4番線に到着、ここで下車しました。
ここで撮ると普通の埼京線…と思いきや、この時まだ列車番号表示が変わっていませんでした。(ここから埼京線の列車番号となる)


向かいの2番線にはE233系7000番台の追加増備編成のうちの1本、ハエ138編成が!足回りなどがまだ綺麗でした。この後回送で池袋方面へ向けて発車していきました。


この後はいよいよ相鉄12000系に乗車します!

「その2」へ続く…
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