富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

5月26日(土)のつぶやき

2018年05月27日 | Weblog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮からの脅威に備え、武道精神の発揚を嗤ってはいけない

2018年05月26日 | Weblog

 文字や筆や弁舌のできる文系の人材は、武道精神を馬鹿にする。これは、孔子の儒学を解釈するときに「武」の要素を取り去ることはできないことからも来ている。孔子は、「詩経」という音楽を大事にしたが、それは外交交渉に必要な基礎教養であったと同時に、集団の行動能力を高めるために音楽の効用を生かしたいがためである。日本で、孔子が平和主義者とされたのは、孟子の王道論との重ね合わせである。孟子は、武力を用いるのは覇道の政治として嫌った。これを批判した荀子の思想が日本では評価されないために、平和主義=文化主義という偏光が生じた。このため、武道により精神文化が軽視され、軟弱な国家公務員・地方公務員の文官優位思想が当然とされた。このままでは、北朝鮮からの脅威は去らないし、北方領土も奪還できない。基本は、やむなく軟弱を国是とすることになるが、いつまでもアメリカとの軍事同盟に依存して、日本人の武道精神を退化させるのは、国民国家として正解なのか、まことに疑わしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の北朝鮮への独自外交の大前提

2018年05月26日 | Weblog

① 在日コリアンの法的地位にかんし、基本法を制定し、北朝鮮の体制を維持するために活動する工作員を拘束し、拉致被害者との交換により送還するとである。

② さらに、朝鮮学校の認可を再検討し、国家主権を守るために全ての外国人学校教育基本法のもとに保護と監査を制度化することである。

③ 北朝鮮の軍事力に対抗するため、国防省・国防軍とし、自衛隊を発展解消し、日本海沿岸の国防体制を固めることである。

 国防という価値観を大事にする、人種に関係なく「日本国民」の法的・文化的な定義を構築するという課題は、憲法改正よりも大きな努力が求められる。経済学の純粋学理でも、国家という機構は公共指令型の経済原理を不可欠とするので、解釈改憲の面からの対北朝鮮にむけた長期戦略が求められる。拉致被害からどれだけ国民が学び、国家の国防制度を整えるのか、それが国益につながる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「にいかわ信用金庫」の着服・不正融資事件

2018年05月26日 | Weblog

 なぜ、40代、50代の幹部において、着服や不正な融資など業務上の横領行為が生じるのか?これは、企業の内部の偶発的な事件ではない。どこかで、過去に上層部における背任行為があり、その闇世界の秘密を共有する「隠れ悪」が発生する。理事長の岸和雄さんは、富山信金の常務理事から請われて「にいかわ信用金庫」に移られた人物である。極めて厳格で、実直な方である。実は、僕の年金の受け取り口座は、にいかわ信金においている。家内が、魚津の出身なので、長いお付き合いがある。ただ、退職時、不安だったので、主な年金の受け取り口座は、メガバンクに分けている。基本、「にいかわ信用金庫」は、「富山信金」に吸収合併し、預金者の保護に万全を期すべきだ。魚津人には、伝統的な風土病がある。愛すべき人たちであるが、基本、民度が高くない。加賀藩の直轄地で、前田藩から派遣された奉行のもとで、町人が数派に分かれ、闘争・紛争・騒動を行ってきた。同じような政治環境にある高岡とは、180度も異なる知的環境にある。同時に、富山湾岸社会主義運動の聖地、米騒動、さらには、ばんどり騒動が、いまもって英雄視されている。富山県下の信用金庫は、「冨冨冨」と三つに統合されるべきであるが、県東部の中核である「にいかわ信金」は、体制を刷新し、県東部にきちんとした地盤を再構築すべきであろう。合併するのは、ひとつの方法ではあるが、魚津から信金の本店が消えるなら、地域の活性化には、心理的なマイナス要因となる。伝統的な風土病である互いを蔑みあう社会心性に最後のメスをいれるべきだ。それには、市役所がお祭りイベントの酔いを抑え、経営学というマネジメント科学を知識共有し、対極にある富山湾岸社会主義運動を克服し、近代経済学・・・、要は、法令順守というルールの根源価値を基礎から叩き直すことだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月25日(金)のつぶやき

2018年05月26日 | Weblog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮への経済制裁を解除しても、継続しても、世界経済には影響がない

2018年05月25日 | Weblog

 北朝鮮への経済制裁は、北朝鮮の経済に与える影響は重大であるが、世界経済の側がこうむるマイナス要素はない。しかも、経済制裁を解除しても、世界経済の側がえる利益はない。あるのは、局限された北朝鮮の周辺地域にもたらす影響である。中国の東北部と北朝鮮との間の貿易は、北朝鮮経済には深い影響をもつが、金融制裁が解けない限り、大型の取引は成立しない。だから、アメリカ側が北朝鮮との首脳会談を事前調整の不調でキャンセルしても、アメリカ側にはなんの不利益もない。他方、北朝鮮の側は、軍事的に硬直しても、アメリカには何のリスクもないに等しい。韓国が仕掛けた外交が破綻し、北朝鮮からの新たな譲歩の枠組みが提起されない限り、アメリカは聞く耳を持たない。あとは、アメリカと中国との、つまり日米安保と中朝軍事同盟との厳しい対峙がつづき、今までと変わらない状態がつづく。アメリカに制約されない中国が、東北から北朝鮮への民間の闇経済を黙認すれば、北朝鮮の旧態がうまく持続し、生かさず、殺さず、究極の歴史破綻を待つことができる。これで、北朝鮮は、真の孤立化へと追い込まれる。北朝鮮が千載一遇の機会を放棄する愚を犯すのは、民族の自負心である。日本も昔、同じ過ちを犯した。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

波動関数からみる北朝鮮問題

2018年05月25日 | Weblog

 波動関数では、振幅とサイクルとが問題になる。北朝鮮は、軍事的な対外硬化と外交的に柔和な表情との表裏を周期律として繰り返している。この柔和な表情の時期に、次のサイクルである軍事的緊張に備え、中国との軍事同盟の空文化を是正し、軍事同盟としての機能を回復させた。今度はそれを背景に、在韓米軍の削減と北朝鮮の非核化という取引を中朝で仕掛けてきた。そして、中国との軍事同盟を経済関係に拡張し、北朝鮮軍への軍事物資、特に民用品からの経済制裁を解除し、アメリカとの対決姿勢から、軍事的な対外硬化の場面にシーンチェンジしようとしている。こうした北朝鮮の行動様式は、最小二乗法による回帰方程式では解析できない。波動関数による解析が必要となる。中国の動きも、経済重視と軍事緊張とのジレンマがあり、それが対日関係に現れる。中国に場合は、毛沢東の矛盾論で思考を整理する癖がある。対日緊張緩和は、さらにその先の軍事緊張の準備であると見たほうが良い。日本は、日本の政治経済軍事そのものが波動関数で説明できる運動体ではなく、軍事制約のために、経済合理性という単直線の思考で運動する。善と悪の二分法、損か得かの二択なので、振幅とサイクルとが視界から消えている。これは、過去の軍事優先の単細胞時代の反省からきている。だから、量子力学の世界で編み出された波動を基本形とする動体視力を高め、国民知識の異次元の進化を手にしなくてはならないようだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカと中国との対決構図に賭ける北朝鮮

2018年05月25日 | Weblog

 朝鮮半島の非核化は、中国にとり、北朝鮮の非核化と在韓米軍の削減との段階的な交渉課題だと考えられてきた。中国は、北朝鮮が一方的に非核化するという選択はなかった。アメリカは、北朝鮮の一方的な、全面的、即時的な核廃棄を想定していた。相互の錯覚を利用して、短期的な朝鮮戦争の終結ムードがたかまったが、双方の国内世論の制約により、中朝とアメリカとの暴発しない睨みあいが、さらに継続すると思われる。こうしたなかで、アメリカと日本との貿易摩擦が最大限のマイナス方向に作用し、軍事同盟と経済同盟とは、異次元であることが明確となった。中国は、アメリカとの貿易摩擦を上手く回避した。こうして一連の北朝鮮をめぐる外交において、無得点は日本だけである。北朝鮮は、中国との関係を修復し、中国は軍事に関する対米対決を優先し、他方、貿易摩擦を弱め、アメリカの貿易赤字の原因を日本車の対米輸出の制約を高めることに成功した。重ねて言うが、日本政府は無得点である。では、外交的に得点できる余地はあったのか?中国が仕掛ける日米の矛盾を拡大するという戦略を回避できれば得点であるが、逆に、この1年間で、トランプのアメリカン・ファーストを掲げる通商政策の矢は、中国と日本とに向けられ、中国は上手く身をかわしたが、日本はアメリカに背後からタックルされた。中国外交の総力戦に、日本は比較すると無得点におわり、次年度には、失点が想定される展開となった。これは、拉致問題を解決したいという情念から、単純な直線の回帰方程式しか見えないからである。次のブログには、少し進化した波動関数からの分析を試みる。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月24日(木)のつぶやき

2018年05月25日 | Weblog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新幹線、遅すぎるわね。物を運ばない鉄道の限界。

2018年05月24日 | Weblog

北陸新幹線が関西圏と結ばれたら、そのあとには、リニアモーターカーが東京ー名古屋を結ぶ。僕は、上海でリニアモーターカーに乗って以来、日本の新幹線が非常に遅く感じるようになった。北陸新幹線は、ある時代の端末現象である。決して、先端現象ではない。もちろん、間に合わせである。だから、関西圏との接続が遅くなるほど、その経済効果は失われる。新幹線は、線路のうえを車輪を回転させて走行する。あくまでも、究極の鉄道である。車輪と線路の摩擦を必要とする。それに対し、電磁の世界は、量子力学の世界である。電子の運動により、浮力と推進力を得る。抵抗は空気抵抗である。トンネル化して、チューブ内の空気圧を低くすると、真空に近くなると空気抵抗は減る。そうした可能性を高度化するには、日本が最適の立地にある。当面の東京ー名古屋のリニアモーターカーは、真空チューブのなかを移動するのではなく、旧式の鉄道の延長にある。この考えは、人の移動だけだなく、モノの移動に最適の手段となる。地下40メートルの公共空間は、国有地と同じである。明らかに新時代は始まっている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「数理科学」という雑誌を読む

2018年05月24日 | Weblog

さすがに富山大学の中央図書館である。リフレッシュ・コーナーにさりげなく、「数理科学」という雑誌がおかれていた、長い歴史があり、56巻6号とあった。特集記事は、「量子情報と物理学のフロンティア」とある。上田正仁さんが「はじめに」を書いておられる。「古典力学が観測する・しないにかかわらず存在する物の性質を記述するのにたいし、量子力学は物ではなく確率振幅という情報量を取り扱う。」という。これまで、確率というと、確定できない隠れた変数の存在を予想させる。しかし、上田氏によると、波動関数の振幅の外側に「隠れた変数」があるという考えを否定すると宣言する。そこにゲージという確率振幅という幾何学的な構造をもたせることに成功しているという。波動関数が成立すれば、波動現象はある枠を超えないという意味だ。

これは、人文社会科学において採用されている統計学の次元を超えたものである。量子の仮説と実験の観察の結果、量子の運動が波動を描き、その振幅は幾何学的な図形の範囲に収まるというのである。これは、経営の科学における画期的な精密化の可能性を引き出すことになる。こういう理工学の雑誌が、さりげなく配架されているから、やはり腐っても国立富山大学なんだね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橘衆議院議員の「駄馬」脳を透過する

2018年05月24日 | Weblog

 富山新聞によると、県東部には「立山黒部」、中部には「薬都トヤマ」という立派なキャッチコピーがあるのに、県西部にはない。それを石井知事にアイデアを出せと、橘議員さんは強要したらしい。あんたの選挙区だ。自分で考えろ。そもそも、綿貫さんの砺波運輸、橘さんの伏木陸海陸運送FKK、この2社のロジスティクス・マネジメントは劣悪な知的水準である。日立が東芝よりも優位なのは、日立物流の存在による面が大きい。近隣の西濃運輸に比べて、富山の地場のトラック屋さんは、富山経済の公共的なロジスティクス・マネジメントが構築できていない。それは、綿貫さんもそうであるが、橘さんも「駄馬」脳であるという非難は免れない。石井知事は、県西部から名古屋に通じる高速道路の4車線化が、富山県経済の生命線であることを第一の国の予算折衝の課題に挙げておられるから、「加越能の交通の要」というコンセプトをもとに、キャッチ・コピーを考えて来られよ。あんたの選挙区の最大企業である三共立山さんは、マグネシュームを燃えない軽量材料として鍛え、その実用化に取り組んでおられる。原料は、海水から作るが電力がいるので、中国からの輸入品である。県西部の問題点は、コアー企業を大事にしないことにある。企業を政治活動に足場にしているからダメ。企業活動が政治をうまく利用しなければならない。石井知事が重視される県西部から名古屋に通じる高速道路の4車線化は、やがて東京ー名古屋のリニアモーターカーと接続できる北陸からの最短コースが県西部にあり、金沢にはないという強みがあるのだ。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月23日(水)のつぶやき

2018年05月24日 | Weblog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富山のアルミ産業の発展限界

2018年05月23日 | Weblog

現在、金属の物性は、形而下の物理特性を調べる研究から、全く逆転して、量子力学の次元での形而上学的な電子のレベルに移行している。形而下の物理特性から、すぐに実用品としての製品化研究へ課題を下降させると、経済合理の次元での異次元での限界にぶち当たる。住宅建材におけるアルミサッシュの成功体験から横滑りに、2匹目の土壌を狙うが、それは、工学研究とは異なる経営の競争戦略の問題で、マイケル・ポーターの理論を基礎に思考しないと解決しない。県内関係者が、水素発電型の電気自動車に車載する水素タンクの開発を期待するが、電気自動車の主戦場である中国において、トヨタ方式の水素発電自動車が市場占有できる保証はない。おそらく技術的には簡単な充電式のバッテリー方式となる。中国では、日産の方式が評価されており、高性能バッテリーの開発こそ主戦場である。その場合、バッテリーの高性能化にアルミがどうからみ、軽量化にも寄与できるかがポイントとなる。世界市場で求められるのは、水素タンクの軽量化ではない。水素を発生させ、自動車に水素を注入する方式は、電力線からの充電よりも社会的な投資コストが掛かる。バッテリー交換式の方が、国家社会の負担は低い。

最近の学術誌をみると、アルミ系の新素材の研究は、元素と電子の運動を計算科学により、まず形而上学的に理論設定する方式が進化し、さらに分子と分子との配列が格子状に整合している金属結晶に対し、捻じれ、歪みという不整合が強度を高めるという理論が注目されている。富山では、アルミ系の工学者の形而下の実用主義の限界をさらに限界に追い詰める思考では、若い先端的な研究者を魅惑することができない。外国からの若い研究者の入門志願者が門前に市がたつほどなることはできない。文部省科研でもD判定、だから地域貢献を掲げても50年前の成功体験しかない。50年先に繋がる形而上の原理から再構築する計算科学にポイントがある。この拠点は、名古屋大学にある。東北大学には過去の栄光しかない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月22日(火)のつぶやき

2018年05月23日 | Weblog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする