富山マネジメント・アカデミー

富山新聞文化センターで開講、教科書、参考書、講師陣の紹介、講座内容の紹介をいたします。

アメリカン・フットボールのルールに穴(再校正版)

2018年05月22日 | Weblog

 日本大学AFCが連続して日本一になるには、関学のQBを壊すのが最適の選択である。春のオープン戦から、関学はQBのエースを投入してくるから、ここを負傷させておけば、シーズン前半でQBを軸とする連携プレイの練習が停滞する。そうすると、学生日本一を決める冬の決戦にとり、日大側に有利となる。その場合、疑問なのは、関学のQBは右投げなので、日大のLBは左サイドがパスを阻止するために、相手側のQBを壊す最短距離となる。ところが、問題の選手は、ディフェンスのラインの右端の選手である。この選手は関学がわのオフェンスに前進を阻止され、大恥をかくミスを犯している。問題の日大の選手は、左前に斜めに走り、関学QBを最短距離で狙わなければならないのに、右側に進路をとり、関学QBとの距離が10数メートルも大きく開いてしまった。これは右側の真ん中に突入しないと、相手QBがランプレイを選択したときに突破されてしまう。ここに、日大監督の指示と、当該の学生の理解との間に齟齬があったといえるだろう。いま、問題の宮川選手の記者会見では、守備位置にも関係なく、プレイ中断の時間でも追い回してでもケガをさせろと井上コーチの指導を理解していた、と述べている。

サッカー、ラグビーでは、退場選手のポジションへの補充は許されない。人数が少ないまま戦わなくてはならない。この点、選手は歩兵であるから、指揮官にとり消耗品である。そこにアメフトのルールという制度の原理的な欠陥がある。そこから、監督・コーチが歪んだ指示を出した原因がある。宮川選手は、間違った指示を拒めなかった自己責任を痛感し、退部を選択したという。末端は、使い捨ての世界である。大きな疑問は、内田監督が宮川選手に日本代表メンバーへの推薦を辞退するように強要した件だ。これは、全く理解不能な事件だ。この事件を日本社会の伝統病理だとする議論もあるが、反則退場者の代わりに別の選手を補充できるという制度の欠点を悪用した非道のマネジメントに原因が潜んでいる。


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安倍政権の生命線は、30%以上の支持

2018年05月22日 | Weblog

 報道によると<北朝鮮が日本人拉致問題の再調査を含む包括的調査を約束した2014年5月のストックホルム合意について、北朝鮮は破棄していないと日本政府が確認していたことが分かった。確認は4月末の南北首脳会談後で、日朝間の水面下接触で北朝鮮側が伝えたとみられる。複数の日朝関係筋が21日、明らかにした>そうだ。日本の外務省は、安倍政権の長期化により機能し始めた。国際外交がデザインできるようになった。30代、40代の実務交渉のできる外交官たちが、きちんとした仕事をできるようになった。僕は、個人的には、宏池会を評価する歴史観なので、安倍政権は相対支持でしかない。二階さんは、尊敬する貝原俊民・元兵庫県知事が推奨されたので、安倍政権の相対支持は崩さない。個人としては、飽きてきているが、そうはいかない。北朝鮮の拉致問題は、日本海湾岸の社会主義運動という潜在勢力を最終的に一掃しないと危険であると思う。朝鮮総連に騙されかけたので、この点はよく見える。旧社会党は、この暗部を共有している。

シンガポールでの米朝会談は、いよいよ合意事項の最後の詰めにかかっており、それまでに、中米の貿易戦争も回避され、アメリカのTPPへの参加も確実となり、大きな歴史の転換点が来ている。安倍さんが岡山理科大学を支援するのは当然である。もっと強く進めていたら、受験生の多い時代にスタートできたはずだ。動物の病理学は、人間の医薬品開発に不可欠な条件である。理学部の動物学科ではできない仕事である。対象で分けるから、人間の医学と動物の獣医学とは分離されるが、学理には境界がない。動物での薬の臨床には、どうしても動物固有の問題と人間との共通性など基礎研究が必要である。まして、四国には先端学術の拠点がないため、若者の流出は悲しいくらい激しい。総理案件であるのは、名宰相の証だ。ここで、安倍政権が拉致問題に最終解決のカギを手にしたら、自民党は無競争で三選し、そのうえで、真剣に次の長期政権を構想するべきである。安倍さんは、三選されても、任期一杯を勤める必要はない。引き際の演出は、拉致の解決である。美学を期待したい。


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2019ようこそ「冨冨冨」へ:新入生歓迎祭の構想

2018年05月22日 | Weblog

 これは、富山マネジメント・アカデミーの育成した富大生のO君のアイデアである。他府県からきた学生を大学の枠を超えて、全県で、<ようこそ「冨冨冨」へ>という新入生歓迎祭の大パーティを催して欲しい、というわけだ。そこで、市役所は住民登録を勧めるチャンスも生まれる。ホスト側には、女子の多い大学・短大が参加する。18歳以上だから、政党さんも反対しない。こういう催しのためには、全天候型の大型のイベントホールがいるという話は、後日談に残しておこう。場所は、環濠公園:カナールパークである。総曲輪では狭すぎる。イベント内容の企画は、若者に任せる。ここに警察や消防の音楽隊が無いのが悲しい。公共のセクターには、ブラスバンドが必要なんだ。

 他府県から富山の大学にきて、「富山県」の第一印象が悪すぎる。ここでは、4年、我慢するだけ。これは若手の教員でもしかりだ。富山大学でデビューして、太平洋側の有名校にスカウトされたい、と研究に励む。この第一印象において、「ふふふ」圏のひとは暗い、陰気、冷ややかと思われたら最後、「脱富山」となる。閉鎖的という批判が生まれるのも無理がない。こういうことに誰も汗を流す大人がいないのが悲しい。


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経営者は、企業内に眠る音楽資源に目覚めよう

2018年05月22日 | Weblog

 「とやま」はスポーツが弱い。反対に、意外にも音楽には強い。武闘で競争するよりも、合奏する楽しみはの効果は、孔子が重く見た音楽教育の効用である。北陸電力には、そうした音楽を大事にする企業文化がない。北陸銀行もそうである。音楽系が企業文化の中心にない。富山マネジメント・アカデミーとしては、富山地方鉄道さんの吹奏楽が目立つくらいだ。関西では、警察音楽隊が極めて発達している。氷見に高齢男子の合唱団があるそうだ。これは極めていいことだ。民謡が郷土文化という錦の御旗で威嚇すると、他方で、西洋音楽系は伸びない。「脱亜入欧」という流れでは、せめて、民謡と洋楽との併進を考えてもよい。企業は、企業内の音楽サークルや、業界横断の地域音楽サークルの育成に取り組むべきだろう。近視眼的に、子供を産め!という野暮な政策をやめて、FuFuFuという微笑みが生まれるように人が人に出会える空間をいかに生み出すのか?経営者が音楽監督として、企業内の業務の縦のラインとは別の、地域空間のデザイナーになると、例えれば、歌声に合わせて異郷人も集まってくる。


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若者が「ふふふ」となれる空間づくり

2018年05月22日 | Weblog

 大学や企業の都合で、「冨冨冨」圏に来た他府県の若者が、休日に、「フフフ」となれる広場づくりが必要だ。富山市さんは、総曲輪を想定しておられるが、五福・呉羽さらに射水に大学生・院生は、集中しているので、悪戦苦闘されている。通行人調査からしかアイデアが浮かばない大道芸人、香具師の根がありすぎる。チンドン祭り、これは大学生にはあまりに評判が高くない。音楽性が低すぎるからだ。彼らの世代では、富山県という切り口はよくない。「富山美術館」は、「県」が無い分は正解だ。でも、あまり若者には評判はいまいちだ。「山」がついていたら良かったのは、江戸時代までの中世の名残である。仏教文化である。中国や韓国、いまや台湾の人は、富山という漢字を好む。彼らは「山」を信仰する深層心理があるからだ。FuFuFuというレタリングを筆記体に直して、fufufuのfを上下斜めに伸ばすと綺麗なレタリングになる。アジア人は、すでに欧風化をアジア化した現代の日本の若者文化を受容している。(ФωФ)というのも成り立つ。富山県では、音楽といえばクラシックが威張りすぎ。ここに県政と市政の限界線が見える。これだけ吹奏楽の基盤があるのに、若者が「ふふふ」となれる広場づくりを鉄道の駅に造らないのか?費用対効果というバカげた経営理論の端末しか教えてもらっていない硬直した思想では、「ふふふ」圏は生まれない。「愛の風」レールウエイとして、ペアー乗車券を1枚で2人乗れる1日フリーパスを富山大学などで配って欲しい。地元の女子が、地元の男子が・・・フフフとなれる行政のソフト・ウエアー化が決め手となる。駅前では、いつもストリート・ミュージシャンが頑張っている。なかには、民謡は、八尾のようにすでにストリート化している先行例がある。

 



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5月21日(月)のつぶやき

2018年05月22日 | Weblog

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