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左の表は通算勝利数と通算奪三振数それぞれのベスト24になります。2010年シーズン終了時点での数字なので、その後現役選手の数字は当然の如く増加しています。表には反映していませんが、その現役選手の数字の増加分を含めて、勝利数と奪三振数がどの様な関係にあるか少し触れて行きたく思います。勝利数と奪三振数共に表に入っている投手は、両部門共トップの金田正一を始めとして14人います。勝利数では入っていながらも、奪三振数では入っていない投手を見て行きますと、ある程度の共通点が見られます。別所毅彦、野口二郎、若林忠志、杉下茂,中尾碩志、藤本英雄等の内、辛うじて晩年を見れたのは別所毅彦と杉下茂のみであり、他の投手はリアルタイムで見た事はありません。他にスタルヒンが現時点では奪三振数で24位に入っていますが、これもそう遠くない将来杉内俊哉に抜かれる可能性大かと思います。スタルヒンも含めてこの7人の投手の共通点は、戦前から戦後にかけて主に活躍した投手と言う事です。