子供の食の貧困とコロナ接種

    フェイスブックの介護関係のコミニティから貴重なコメントを頂き、「一人親の世帯の子供の半分以上は、まともに食べられない、という調査結果がある」。もちろん、全世帯の調査は不可能だが、そのような子供たちは昼の学校給食しか、ちゃんと食べていない事は誰でも想像が付く。また、両親がいても、親の偏食で子供も栄養失調とか。百万人単位で今の日本には、食が貧しい子供たちはいるだろう。元々平成以降の隠れた大問題だった。

　　そこに、個人の体質を考慮しない、近代以降の医学の集大成みたいな今回のコロナ・ワクチン。栄養豊富な子供たちは非常に免疫もできて効果が出るだろうが、栄養失調の子供たちは大変な事になることが僕にも察せられる。二つの問題が複雑に絡み合うわけだ。もし、ワクチン会社や国の責任だけ、犠牲児童が出た時、問われれば問題や責任は半分しか明らかにされないわけだが、そうなる可能性もあると思う。

　　ＧＤＰ大国の日本が、ゲーム機はたくさんあっても、栄養失調の子が増えた。日本は本当に豊かなのか。ＧＤＰは上べだけ、ウソだと僕は前から思っている。ウクライナ難民援助は構わないが、食が貧しい子供たちがたくさんいる日本が他国の避難民を援助は皮肉な事だとも思う。

　　更に言うと、夫婦と親子が世帯の一単位みたいな発想は、離婚激増の今日、見直すべき。また、両親がそろっていてもまともに子供を育てられない例も多いし。社会全体で育児に取り組まない限り、また、少しずつ増えている「子供食堂」が全ての子に行き渡らない限り、子供の食の貧困は解決されないだろう。

　　コメントを下さった方には感謝を申し上げる。