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「シマハタの光と陰・第24章」を書いて

2022-01-27 13:22:03 | 日記
  石油危機の前の様子。すでに小林(小説名.林田)博士は祭り上げられたみたいになり、園内の意志疎通がうまくいかなくなっていた。その様子は詳しくは聞いていないが、満州事変以後の昭和天皇が軍部に祭り上げられた様子とも重なる面があるので、それも参考にした。強いて言えば、小林博士の権威を利用して、悪いことする奴は出なかったが。でも、意思疎通できない事は良くない。それもこれから現れるし、石油危機の後に書く人体実験の事も影響するわけだが。

  終わりの方は中東問題。例の戦争の1年前から特にキッシンジャーが石油危機を騒いだのは事実。後から思えば、CIAなどからの情報で中東で戦争が起こり、アラブ側は石油を武器に使いそうであることをアメリカ高官たちは知っていたのではないかと。また、ベトナムからアメリカ軍を引き上げた理由も、中東に備えるためだったかもしれないとも思うわけだ。イスラエルの存立が危うくなるか、ソ連が介入しても、ベトナムに50万人の兵を張り付けていたら、アメリカは中東に介入できないから。それは別な機会に書くべき事だが、当時の日本人は誰も気が付かなくても、日本人の生活にも影響したし、もちろん、島田療育園の問題も遠く中東まで目を向けなければ描けない。島田だけでも、日本だけでもないわけである。

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