老い母の青春の血騒ぐらし
育ちし敦賀気比の大宮
福井県敦賀市は、母が生まれ育ち、
青春の日々を過ごしたところです。
そして私が生まれた町でもあります。
この市の象徴的な存在が、気比(けひ)神宮。
先日、帰省の折に、久しぶりに母とともに、ここを訪れました。
写真は、気比神宮の大鳥居。
この鳥居は、奈良県・春日大社一ノ鳥居、
広島県・厳島神社大鳥居とともに、
日本三大鳥居と並び称されていて、
国の重要文化財の指定を受けています。
万緑や子らの声湧く大鳥居
「どこの幼稚園?」母がいきなり子どもたちに声をかけました。
「北幼稚園!」という元気な声。「あ~そうなの」という納得の返事。
母は近所の北小学校で学び、北小学校に赴任したそうです。
「バイバイ」・・・という子どもたちの元気な声に後押しされました。
HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集
齢重ねても故郷へ行けば、心の安寧が得られますね。
私の母は彼岸へ旅立ちましたが、鎌ちゃんさんお母上とご一緒でよかったです。
南越前町に移住した実家に戻るので、私には、
ほとんど記憶にない町なのです。
でも母にとっては、思い出の一杯詰まった
町のようです。
出来るだけ、連れてきてあげようと
思っています。
こんな幸せなひと時もありませんね。
HPも充実してますね。
芭蕉の句碑もあって、一度訪ねてみたいです。
悲しさと言うか歯がゆさに、愚痴を言ってしまう
こともあって、後悔することも多いですよ。
芭蕉がたくさんの句をこの町で、この神宮で
残しています。
是非機会があれば、シドニーからお越し下さい。
遊行上人の運んだ砂利を、目を凝らして探しました(笑)「再茲歌舞伎花轢(またここにかぶきのはなだし・文政九年初演」長谷川一夫の流し目で有名な「お祭」は・・・アッ電車に乗り遅れる(汗)続きは帰ってからメールしますね♪
大鳥居の前に佇まれるお母様、背すじもシャキッと伸びられ
とてもお若いですね。そのお姿に、まだまだこれからも
かって共にすることのできなかったお2人一緒のお時間を
たっぷりお過ごしになれそうだと思いました。
お母様も学校の先生をしていらしたのですか?
古い神社なんですね。
鳥居も立派なたたずまい。
芭蕉は月の句を読んだということなので、
鳥居にかかる月は美しいでしょうね。
リンクのHPで見たら「長命水」と言うのがありますね。
お母様に沢山飲んでもらって、長生きしてもらってください。
福井県敦賀市・・・確か国道8か9号線を通って
芦原温泉と東尋坊へ行った時に目にした市名です。
・老い母の青春の血騒ぐらし育ちし敦賀気比の大宮
この歌が全てを物語っているように感じます。
(心に沁み込むとは、こういうことを言うのでしょうか・・・)
(若い頃の写真はホームページにあります)。
どうして、私のようなのが生まれてきたのかと
思いますよ。
大丈夫ですよ、妻も歳よりかなり若くて
美人ですから(としておきましょう)。
関連ホームページをしっかり
ご覧になっていただいているのですね。
「月清し 遊行の持てる砂の上」
など、月を詠む句が5つあります。
そのうち、紹介しようと思っていました。
努力しないんです。
化粧ぐらいしたらいいと思うのにしないし、
脳トレも熱心でないので、衰えが目立ちます。
しかし、病気はしませんね。
風邪とか腹痛を知らないというのですから。
出来るだけ、敦賀には連れて行こうと思っています。