くいだおれの街に利あらず 梅雨湿し
「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ」と言われますが、
その大阪を象徴する道頓堀の、「くいだおれ」が
7月8日をもって閉店することになりました。
客足が伸びず、営業不振のためだそうです。
汗拭(あせぬぐい) 共に去る日も近ければ
くいだおれと言えば、有名なのがこの人形「くいだおれ太郎」です。
この男の方はどういう立場の人か存じませんが、
閉店と共にこの店をさるのでしょうね。愛情込めて、磨かれていました。
ちなみに、このくいだおれ太郎は、全国から引く手あまただそうです。
引き取り先が注目される中、
7月3には、阪神ー中日戦を観戦するとか・・・・。
対岸の火事にはあらず食の街
捲土重来燃やせ商魂
くいだおれの閉店は、単にこの店、この街の問題にとどまりません。
とかく、地盤沈下の言われる大阪、その象徴のようにも思えます。
加えて、相次ぐ食品偽装の発覚など・・・・
ここで踏ん張らねば、大阪が寂しくなります。
住めば都の大阪、活性化を願ってやみません。
皆さん、どんどん大阪に来てや!!
橋下知事になり代わりまして・・・・。
HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集
さて大阪と言えば食い倒れ。「く・い・だ・お・れ」とは何と魅惑的で且つ最小限の言葉で土地を表しているのでしょう。浪速っ子の自慢の一つですよね、きっと。 その象徴でもある人形(お店)が消えてしまうのは寂しいだろうなあと部外者でも察しがつきます。
>7月3には、阪神ー中日戦を観戦するとか・・・・。
了解なるべくTVは中継の有無で無理かもしれませんが、夜のスポーツNEWSは気に留めていますね!
大阪の町にはあまりいかないのです。
でも、この道頓堀あたりは、歩くと、
思わず入りたくなるような、美味しそうな
店ばかりです。
この撮影に行って、そのことを強く感じました。
でも人通りはイマイチでした。
頑張ろう大阪。
大丈夫ですよ。有難うございました。
大阪府在住といっても、この道頓堀や心斎橋あたりに
行こうと思うと、JRや阪急で降りて、さらに高い
地下鉄に乗りますので、足が伸びません。
でも、くいだおれ太郎だけは撮影しておこうと、
出かけました。
同じような人が、十数人来て、記念撮影など
されていました。
大阪の代名詞的なこの店、何とか残せなかったので
しょうかね。残念です。
先代とか弟もいるようなので、
賑やかにやってくれればいいのですが・・・。
奇麗に拭いているのは、仕事じゃなくて、愛情。
共に去る日をひしひしと感じながら、また、残り少ない日々をかみしめながらの風情がこの後ろ姿に滲み出て。
でも、このくいだおれ太郎、飄々とした表情があくまでも明るく癒されます。
従業員の方は…どうなるのでしょうね~。
歳をとっての転職は大変でしょう。
みんな無事いいところに就職先が見つかりますように。
愛情を感じるでしょう。
撮影に来ている人は皆さん、
この掃除が終わるのを待っていましたが、
鎌ちゃんにとっては、この瞬間にこの句が浮び、
急いで撮影しました。
この写真から読み取っていただいて嬉しいです。
確かに、今の厳しい経済状態では、再就職が
困難かもしれませんね。
皆さん、無事に再就職できるように願いましょう。