トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

実用新案「甲草鞋」であーる!、で出歩くフイールド

2024-06-16 | 今日は真面目に

 今時「草鞋」なんて用語を使うのでは「お歳が知れる!」事に相違ないけれど「草履」では装着方法から違和感があって草鞋にしたのだ。履物は足裏に装着する品物であるけれど、これは足裏でなく甲に装着する。何故、このような品を用意したかと言うと「長靴の装着感の悪さ」が原因起因なのだ。作業に長靴を使用する時間は長いので装着感、主にフイット性なのだけれど靴下の重ね履きをすると親指が痛くなるし何もしないと足が長靴内で動くので不快極まりなかった。いつも通り夜間の小用を済ませ「もうひと眠り」と言う処で点存降臨したのだった。そうなると「ああする⁉こうする⁉」と何時もの無限ループに導かれて、ややもすれば虚無の無限世界に導かれる結果もあったかもしれない。それほど大切な睡眠を削って実態を伴わせた一品なのである。

 「あるもので間に合わせる」と言う低年金高齢者の実情から写真のようになってはいるが商品化の暁には長方形でなく三角お握り型が、よりフイット感が増し快適な長靴装着が出来るだろう。親指に掛けるだけでも用は足りるものの足を引き出す際にぶら下がって面倒だった。土踏まず周りに帯ゴムで固定してみたけれど抜く時に外れやすい。やはり足首に掛けないと面倒さが増えるだけだった。親指への掛け紐は試作では角に縫い付けなのだが左右があると装着の時に面倒で、気にせず装着できるには対称形がベストだった。これを長靴を履く日に用いたらその快適性には目を瞠るものがあった。これに近い感覚は昔々三月末で定年退職した翌四月一日の目覚め、生涯で初めての解放感を味わった時に等しい。まあ、今回は解放感ではなく装着感であったけれど快適感は同一だ。

 これを商品化すれば世の長靴愛好諸氏の面々、随喜の涙を流して「有難う‼」と言うだろうし、製作販売するメーカーも業績が長靴のように立ち上がるはずで考案者の小生も豪華客船世界一周クルーズで漫遊できるはずだ。そうなればなったで自転車操業・水商売から抜け出る事が出来る。昔から言う「三方優良尊」とはこの事であって、つまりは共悦至極である。

 さて、冒頭の仕様でしばらく使ってみたのだが装着感は満足が行っても着脱が伸縮素材で無いので煩わしい。そこで丸ゴムを使ってみたらゴム通しだけで寸時の間に完成する。最初の時もゴム仕様を考えてはいたけれど「安易すぎるか…」と手数を掛けてしまったのである。足首に掛ける側を最初に通して親指に掛けて準備万端五郎次郎。親指掛けの方は小さくしたのだが両側とも同様にしても全く問題ない。早い話、マスクの紐様で構わない。その方が向きを考えず装着できるので合理的かも。さーて、今日もお山が待っているしソーイングもプランがあるしい…。


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