トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく草抜きに取り掛かる!

2017-05-30 | 水辺環境の保全
 やらねばならぬ作業が目白押し・てんこ盛りで「気分は爆発だ!」と百姓芸術家気取りでてんてこ舞い「エライコッチャ、エライコッチャ」が始まった。
 水辺で水面侵食が進み泥水池4と5は水面が現れていない。これではトンボの産卵の妨げにもなるし水域環境も悪化するから刈り払いを後回しにして草抜きを開始する。昨年はキシュウスズメノヒエだったか大繁殖し難儀した。今季も繁茂しているがカサスゲの勢力が圧倒している。

 泥水池5はキシュウスズメノヒエだかどうだか高さ60㎝程のイネ科の植物で埋めつくされている。根を残したくないから刈り取る訳にもいかず、すべて手取りとなった。このイネ科特有の細かい鋸歯は手甲に引っかかるし、顔に当たると擦り傷をつくりヒリヒリする。郷里で田の草取りをしていた時に着用した金網の面が欲しくなる。

 池の泥土は浅く基盤層にまで根が入っているから引き抜くにも大事だった。鍬で掘り取る試みもしたが、結局は少しづつ手抜きが最良の方法だった。そうこう抜いているうちに握力が弱くなるし、4の池まで進めたものの終わらずに撤退。クワの実を摘まみポリフェノールを補給し帰宅する。

 キシュウスズメノヒエ、カサスゲ、葦、集水路のアオミドロを親の仇、爺婆の仇と念じて抜き取り排除に励んでも残り一週間は必要だろう。その間に原っぱや林床はすごい事になっているはずだ。やけくそで非行に走らない小生は偉い。身体もえらい。

           草茫々  ➡   ようやく水面が開く