トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

木aワーカーは強制終了!?。便利屋に矯正されそう…

2017-05-26 | 感じるままの回り道
 もう人生の一大事。性惑生「ホネカワ」なのに老後の軌道が巨大誘惑星「サターン」の重力に抗しきれず、そんなことで助っ人課業のミッション№、いくつ目だったか数える元気も無くホントにトホホである。ここで「トクホ」でない事を確認しておきたい。

 ぼやきはさておき、ようやく自転車置き場に着手した。大雑把な骨格をスケッチし、必要な金具を書き出しホームセンターへ行った。そこで一大事発生。先立つこと数週間前、部材を見に行った時に予定した部材が欠品していた。
 作業する当日では在庫の部材で間に合わせるしかなく、図面と部材を照合しつつ四苦八苦。お蔭で購入するだけで1時間も費やしてしまった。こういう状況は「臨機応変」なのか「悋気黄変」なのか判別つかなくなっているのに神仏の試練は続くものだ。

 作業の難関は最初の部分で、支柱を立てつなぐまでの間、1人作業だと安定させられない。そのために実際に必要な継ぎ手の数より数個余分に購入し、仮り組みで安定させる捨て駒が必要だった。この余分は、更に増築する時に使用できるから無駄にはならない。

 朝から組み始め屋根の波板を取り付けるまで丸一日を要した。うっかりした事に曲尺と金槌を用意し忘れ、曲尺が無かったせいで直角の精度が出せず心残りの出来上がりになってしまった。まあ、「私としたことが…」なんて思わず「これも愛嬌の内」で済ます。いいや、「澄ます」が近い。

 通常、初めての一点物は、作りながら変更点が出てきやすく、当初の想定より随分と異なった骨組みになったが、強度や使い勝手等々、現実からフイードバックしなければならない事は次々と現れるもので、その工夫は苦労でもあり楽しみでもあり「さあ、見た事か!」爺我自賛の根拠にもなっていく。
 しかしながら実作業より事前準備に費やす割合が多い一回こっきりの作業が続くとフイールドでの活動は後回しになりがちで軌道修正が必要と思いつつ果たせないでいる今日この頃・・・性惑生「ホネカワ」の迷走軌道は続く。

 軌道安定のためには巨大重力誘惑星「サターン」の引力圏からの脱出が必須なのだが禿げ頭を絞っても滑るだけだった。「トロルなぜ泣くの トロルは山に 可愛い七種の子がいるからよ」なんちゃって…。
 いにしえよりトロルの居場所は自転車置き場でなく山の洞穴か丸木橋の下と決まっている。妖精が要請に巻き込まれ、棲家に落ちつけないのは、もう「よーせやい」である。
 
             骨格完成 ➡  屋根を葺く