トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*芭蕉翁黄泉路吟行

2017-05-21 | 温故痴新
        赤鬼は今日も渋面飽きの風
             あかあかと日は難面も秋の風

        憂き頭さらに凹ます官公紙
             うき我をさびしがらせよかんこどり

        吐乱夫は万災襲う膿と恨
             やまざとはまんざい遅し梅花

        飽きちかし心は夜や星条旗
             秋ちかき心の寄るや四畳半

        罪深き天地に塀と唾の人
             秋深き隣は何をする人ぞ

キジョランの定植

2017-05-21 | 蝶の食草園
 キジョランの苗を定植する。この苗は昨年にS先生がペットボトルの下半分に播種し発芽させたのを頂き株分けし養成していた苗である。五月に入り蔓の伸張が著しく、ポットの底から白根も出てきたので「植え時」と判断した。

 植える場所は食草園に3本、自宅に1本で、植え付け場所には牡蠣殻化石を掘り取って混合する。S先生ご自宅のキジョランは鉢植えなのに結実しているほど元気なのにフイールドと自宅の苗は伸長思わしくない。半数は枯れて失い、残った株も結実株は無いのである。発育不良株も移植したら成長著しくなったケースもあるので、要は環境なのだろう。

 ポット養成株をフイールドに定植すると、日を置かず猪が悪さをするのが通例なので、今回もアセフェート粒剤を水決めの後に散布しておいた。残効性がある農薬であるが産卵期までには毒性も消えるだろう。とりあえずは活着まで悪戯されないようにしたいのだ。

ネム   トチ  自宅