人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

金本さんと握手~「金本知憲・元阪神タイガース選手を囲む会」開かる

2012年12月28日 06時54分58秒 | 日記

28日(金)。昨日午後1時から10階ホールで日本記者クラブ主催の「金本知憲・元阪神タイガース選手を囲む会」が開かれ、出席しました 岡田が阪神に入団した頃からの阪神ファンとしては出席せざるを得ませんでした 当初11月30日(金)の予定だったのですが、9党党首討論会が急きょ開催されることになったため12月27日に延期されたものです

最初に司会者が①当面の身の振り方、②いずれ指導者を目指すか、③どんな指導者を目指すか、について質問。金本さんは①「当面、フリーで、野球を中心にコメンテーターなどをやっていく」、②「しばらくはユニフォームを着ることは考えたくない。ただ、将来的にはまったく考えないわけではない」、③「目指すとすれば、選手との信頼関係、家族のような関係を築ける指導者が理想だ」と答えていました

 

          

         (壇上の左が金本さん。ケータイで撮ったのでボケてしまった

 

次いでフロアからの質疑を受けて金本さんが答える形で会は進みました

質問:新聞記者の良いところと悪いところを挙げてほしい。

回答:過去に、言ってもいないことを書かれたり、悪意で書かれたりしたことがある 面白ければいいのかと疑問に思った 記者としてプロ意識に欠けているのではないかと思った

(ここで、会場からグリーグの”朝”の着メロが・・・・・・なかなか鳴り止みません

質問:来季、福留選手が入団するというニュースがあるが、彼にアドバイスすることは?

回答:タイガースという球団は、勝っても負けてもスポーツ紙の一面を飾るチームだ。それだけに、意識しすぎるとペースを崩してしまう。独特の雰囲気に呑まれずマイペースでやってほしい

質問:「アニキ」というニックネームは誰が最初に使いだしたのか?

回答:いつから、どこの誰が言いだしたのか全く分からない いつか客席で掲げられていたボードに「アニキ」とあり、その隣に6と(背番号が)書かれていたので、”あぁ、アニキとは自分のことなのか”と気がついた。自分は4人兄弟の末っ子で兄貴ではないが、10歳も20歳も年上のファンから”アニキ”と呼ばれると照れくさい

質問:将来、監督をやる機会が出てきたとき、どこの監督をやりたいか?

回答:どうしてもやらねばならないとなったら、一番やり易いのは最初に入団した広島カープだ。11年間選手として育ててもらったし、今でも古き良き時代の伝統を残している。選手も素直な者が多い

質問:タイガースの監督はどうか。タイガースの選手は素直ではないのか。

回答:勝っている時はいいが、負けた時は100倍もシンドイ思いをする。プレッシャーが大きすぎる タイガースの選手は、若手でも注目度が高くマスコミもはやし立てるので、自分は大物だと勘違いする選手がいる

質問:来季のタイガースの順位予想をお願いしたい。

回答:2位から6位までとお答えしておく。最悪の場合、最下位もありうる。

質問:来季、タイガースの4番を打つのは誰が相応しいか。候補の一人、新井(兄)にアドバイスは?

回答:一番おさまりの良いのは新井(兄)だろう。しかし、彼は肩を痛めているので、現実問題としては新外国人か福留かもしれない 新井(兄)は”肩が痛い”と言って手術をしたがっている。しかし、レントゲンには何も映らないとのことで、5~6人のドクターの所見では”いったいどこを手術するの?”ということらしい きのうも彼と対談をしたが、”どこを手術するの?”と訊くと”いや、痛いんですよ”と答えるだけで、どこを手術するのかの答えが返ってこなかった

質問:現役時代に対戦して一番すごいと思ったピッチャ―と一番速いと思ったピッチャ―はだれか。

回答:思うように打てなかったのは中日の岩瀬選手、速いと思ったのは横浜のクル―ン選手だ

質問:金本さんは連続試合フルイニング出場1492試合、連続イニング出場13,686イニングなど、数々の記録を打ち立てられたが、その中で一番誇りに思っているのはどれか。

回答:(連続打席)無併殺打の記録だ 1塁に走者がいない場合、安打にするために全速力で走るのは当たりまえのこと。1塁に走者がいる場合に2塁がアウトになっても1塁をセーフにして併殺を防ぐため全力で走ることに大きな意義がある

質問:子供たちに伝えたいことは。

回答:かつて「心が折れてもあきらめるな」という本を書いた。その中でも書いたが、若い人は何度でもやり直しのチャンスがあるのだから、何度でもあきらめずにチャレンジしてほしいと思う

質問:ご自身で一番印象に残っているホームランは?

回答:オールスターゲームでサヨナラホームランを打った時だ

質問:それは2003年のオールスターゲームだと思うが、妻と二人で観に行った。試合で金本さんの弾丸ライナーのサヨナラホームランを観て感激して久しぶりに妻と抱き合った。あれが私たちの最も思い出に残るホームランだ

回答:その通り2003年のオールスターゲームの時だ。お年を召されてから二人で抱き合うことに貢献できてうれしい

質疑はもっとありましたが、きりがないのでこれくらいにしておきます

サインをもらおうと記者クラブの担当者にお願いしたのですが、ガードが固く「不公平のないように、すべてお断りしている」とのことで、門前払いを食いました このままでは引き下がれないので、「囲む会」終了後、休憩されている9階記者クラブの貴賓室から出てくる金本さんを待ち受けて握手をしてもらいました。大きな手で、力強い握手でした。感激しました

※下は当日配布された報道発表用資料。

 

          

          

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