人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督「ブンミおじさんの森」を観る ~ カンヌ映画祭でタイ映画に初のパルムドールをもたらしたドラマ:コンピュータ・グラフィックス全盛時代の映画界へのアンチ・テーゼか

2019年08月17日 07時51分06秒 | 日記

19日(土)。わが家に来てから今日で1599日目を迎え、北朝鮮の祖国平和統一委員会は16日、報道官談話を発表し、韓国の文在寅大統領が15日の「光復節」の式典で南北融和を呼びかけた演説を批判し、「まれに見るほどずうずうしい。われわれは、再び対座するつもりはない」と表明した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      米韓合同軍事演習を展開しながら呼びかけたら 金正恩の返事はミサイル発射だろ

 

         

 

昨日、息子が夕食に「ステーキ」を焼いて、「ポテト・サラダ」と「人参スープ」を作ってくれました ステーキは1人前約300グラム、タレは絶妙でした。サラダ、スープともどもワインと一緒に美味しく頂きました

 

     

 

         

 

早稲田松竹でタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督によるイギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン合作映画「ブンミおじさんの森」(2010年)を観ました

タイの山間で暮らす余命わずかのブンミは、自分の農園に妻の妹ジェンを呼び寄せる すると、19年前にこの世を去ったブンミの妻の霊が現われ、さらに行方不明の息子もサルに姿を変えて現れる やがて、死を悟ったブンミは彼らとともに深い森へ入っていく

 

     

 

この作品は、カンヌ映画祭でタイ映画に初のパルムドールをもたらしたドラマです 死者の霊が現われたりして、夢の世界と現実の世界との境界線がないようなストーリー展開ですが、都会の生活では忘れられた ゆったりとした時の流れの世界が、ブンミという一人の老人の死とともに描かれています   コンピュータ・グラフィックス全盛のハリウッド映画中心の映画界への批判がカンヌ映画祭の審査員を動かしたのだと思います

コメント
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