今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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通常作業のローライコード

2021年08月06日 22時00分00秒 | ブログ

東京オリンピックは日本選手の活躍が続いていますがいつの間にか終盤となって来ました。明日からは陸上最後のマラソンに期待したいと思います。前回のマラソンはエチオピアのアベベ・ビキラ選手が金メダルでした。日本選手は3名出場で本命は君原選手(八幡製鉄)と寺沢選手(倉レ)でしたが調整の失敗か脱落して行き、若手の円谷選手(自衛隊体育学校)に期待が集まりました。2位で国立競技場に戻って来ましたがバックストレッチでイギリスのヒートリー選手に抜かれ3位に落ちた時は悔しかったです。実況アナウンサーの「イギリスのヒートリーが追っているヒートリーが追った」が耳に残っています。

で、通常のメンテナンス作業をしています。ローライコードを続けてやっていますが、この個体のチャージ(レリーズ)レバーはオリジナルなのかなぁ? 少し長めで形状が違います。ナットも純正ではなく外径を削って無理にねじ込んでいます。よって緩まない・・

この個体は前カバーの留めネジが痛んでいて、雌ネジも壊れてネジが入りません。タップを通して修正します。

 

シボ革は本革ですが、接着剤が劣化をして剥がれています。再接着をしておきます。

 

 

これはⅣ型ですが、フォーカシングスクリーンがガラスから樹脂製になった頃で、スプリットでもなくキズが着きやすいです。交換は純正新品は入手出来ませんので海外のリプロ品を使うことになります。

 

二眼レフは重量が重いので底部の4脚が打撃でへこんでギッタンバッコンになっている個体も多いです。これは必ず修正をしておきます。

 

このレンズキャップは純正なのかな? 脱着がスムーズに出来ません。しばらく二眼レフ作業が続きます。

 

 

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