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富塚孝一
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国産名車コレクション スズキ・セルボの巻

2018年03月06日 12時47分13秒 | ブログ

今日6日は「国産名車コレクション」のスズキ・セルボの発売日でした。書店の開く時間を見計らって自転車で飛んでいきました。シリーズも後半になって、そもそもの生産数が少ないようで、大型書店ですが入荷は1冊でした。それをGET !!

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モデルの出来は普通かなぁ? 私の所有していたフロンテクーペが排気ガス規制によりカタログから落ちてしばらく後に、週間平凡パンチにスクープ記事が載ったのを記憶しています。排ガス対策を施したTC53エンジン(550cc)と軽自動車の規格拡大により主に横に広くなった(前後はバンパーの大型化)ボディーを与えられていました。

イメージカラーはオレンジ色に近いパナマレッドで、女性向けのファッショナブル指向をセールスポイントにしていました。実際に街中で見るセルボの殆どはこのカラーでしたね。フロンテクーペでは開かなかったリヤウインドーは開閉式に改良されました。

 

私はフロンテクーペのマルーン色がベストマッチだと思いますけどね。カタログは4人乗りとなった後期型のものです。前期型は2シーターでしたが、それではセールス的に厳しかったための改良でしょう。私のフロンテクーペは、生産完了の11台前の最終型のため、数々の装備が省略・簡略化されていましたが、出来るだけパーツを交換してあるべき装備としていました。

ホンダZよりも傾斜したフロントガラス。イタリアのジュージアーロのデザインとも言われていますが、デザインをしたとしてもイメージだけで、実際にはスズキのデザインでしょう。首をかしげることもあるスズキデザインの中では突然変異という感じ。

豪華なメータ装備のフロンテクーペのダッシュボード。ハンドルの大きさが時代ですが、最後期モデルは普通のフロンテの丸いホーンボタンに統一されましたが、もちろん、パーツで取って交換していました。

 

当時、カーグラフィック誌で、国産モデル中で最も良いバケットタイプシートと書かれました。ホールド感は素晴らしかったです。

 

空冷のフロンテSSSなどにはエンジン用のキットパーツも多数発売されていましたが、水冷の後期となるとオプションは雰囲気優先になりましたね。私は、フェアレディーZのまねをしてリヤルーパーを付けていました。

 

カタログも所有しているのですが、当時のカタログは豪華でした。

 

 

この写真が私のフロンテクーペ。乗車位置が低く、まるで公道をカートで走っているような感じです。今見ても魅力的なデザイン。この車体は私の友人が大切に守ってくれています。

 

代わってセルボです。あまりカタログは持っていません。カタログの女性をイメージに使うのがスズキらしい? ヘッドライトもフロンテクーペの角目から丸目になって、女性をターゲットにしていることが分かります。

 

う~ん、メーターの数は変わらないのですが、なんか普通の車のダッシュボードになってしまって残念に思いました。

 

これはフロンテクーペ用のバッチ、オーナメント新品です。今となっては貴重なパーツ。

 

後期型では省略されていたボンネット左先端のバッチ。セルボでも「CERVO」というバッチが同じ位置に付いていたのは後ろのモデルでも再現されています。魅力的な当時の軽自動車・・

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