先日取り上げました「国産名車コレクション」のトヨダ2000GTですが、入手が非常に困難となっていまして、オークションサイトなどではプレミア価格となっていますが、なんと北海道のINOBOOさんが行きつけのおばあちゃんが店番している本屋さんで見つけて確保して頂きました。感謝です。やはり地方の本屋さんの方が入手しやすいのでしょうかね?
そこで、今日27日はvol.3のホンダS800の発売日でした。近くの本屋さんは予約は出来ないと言われたので、開店一番目に行きましたがお目当てのS800は見当たりません。店員さんに尋ねると「予約で完売」との返事です。「そんなぁ」とゴネて何とか手に入れることが出来ました。メーカーさんが生産数を減らしているとのことで、比較的大型の店舗なのに1個しか入荷しなかったとのことでした。
さっそくモデルを見て見ます。(開封はしません)うん、S800所有の私が見ても、中々良いシルエットをしていますね。塗色は深みのあるレッドですが、現車はもう少し明るめのスカーレットです。
本物のフェンダーに付くサイドオーナメント。ボディーラインはどこから見ても破たんはなく好印象を持ちました。モデルの強度的には仕方のないところですが、ウィンドウ中央の脱落式リヤミラーを取り付けるテンションロッドが太過ぎて気になります。ステンレス線で作り直したい(ミラーも)ところ。それだけの工作でぐっと本物感が増すでしょうね。
アイボリーのS800Mは30年以上前に何台も作った今は無き日東製のプラモデルです。古い金型ですから全体のシルエットが寸伸びのような印象でボリューム感に乏しい。フロントウインドウの高さも足りない。何十年後にタミヤからも発売されましたが、日東と殆ど同じようなシルエットで、がっかりして製作意欲を無くしました。しかし、アシェットのS800では省略されているアンテナの表現はあります。ガソリンキャップもアシェットは小さ過ぎます。ボンネットのパワーバルジはアシェットの表現が正しい。当時は、冬季、トノカバーを運転席のみ開けて走っていました。ヒーターが効いて意外に寒くはなかったです。
モデルは4穴のホイールを履いていることからチェーンタイプではなくリジットモデルであることが分かります。まだフタバラケット製の木製ハンドルを装備している頃。S800Mはプラスチック製になります。S800のモデルカーは色々と所有していますが、出来栄えは良い製品と言えると思います。
暇なので、自家用車のワイパーの塗装が劣化して赤錆状態だったので補修塗装をしました。焼付で行うつもりが取付け部のカバーが樹脂であることが判明。分解不能ですので普通の缶スプレーで塗ります。家に残っていたプラサフを吹いて、塗料はなんとダイソーのアクリル塗料。下塗りを研ぎ出しているところ。
ある意味、焼付塗装より自然乾燥塗料の方が難しいよね。速乾のため、表面がザラザラのまま硬化してしまうからです。
二度塗りをすると余計に艶が死んでくれませんね。まぁ、耐候性は劣るのですぐに艶は引けるでしょう。劣化したらまた塗ります。100円だし。。