まずは、ファインダーの保護ガラスとアイピース枠を取り外します。
モルトの貼り替えは厄介です。すべて裏蓋側に接着をされていますが、この形どこかで見たなぁ。そうだ、キヤノネットにそっくりですね。底蓋の形状など瓜二つです。
裏蓋の二枚貼り合わせの隙間にモルトを貼るのは非常に厄介です。
う~ん、似てるよね。露出メーターの置き方や、真四角のダイカストボディーなど、かなりキヤノネットQL17(G-Ⅲ)を参考にしたようです。いじっていても、一瞬キヤノネットを分解しているような錯覚に陥ります。
ファインダーを塞ぐプレートはINOBOOさんが製作した部品が付いてきましたが、シルバーのシートをアルミ板に貼ってあるものです。しかし、実際にセットしてみると、オリジナル部分のパールアルマイトとはかなり印象が異なりますね。アルミ板に梨地を打ってメッキ屋さんでアルマイト処理をしてもらった方が良いですね。まぁ、今回はこのまま使いますが・・
巻上げレバーと巻き戻しダイヤルは部品取りの方が状態が良いので交換としますが、そま巻き戻し軸の径が設計変更されていました。製造時期の遅い部品取り機の方が、なぜか細くなっています。よって、部品の組合せで使うことにします。
コニカC35からライカMDを連想するところがすごいですね。外付けファインダーは現在の製品とのことです。面白い試みでしたが、ファインダーカバーは、トップカバーと同材質の表面処理とした方がよさそうです。次回に期待です。http://www6.ocn.ne.jp/~tomys800/