tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

日本は“水道民営化”の方がいいのか?

2018年11月23日 | 日記

 これは、昨日(11/23)のテレビ「羽鳥慎一のモーニングショー“そもそも総研”」のテーマです。番組では堤未果(ジャーナリスト)氏の近著「日本が売られる※幻冬舎新書」から、堤氏が問題視していることについて取り上げていました。今日から参院で審議入りしている「水道法改正案」の問題点について、番組では改めて明らかにされていました。

 個人的には、堤氏の同著を先月に読み終えていたので、問題点がよく理解出来ます。堤氏の著作を読むと、このような水道法案をはじめとして、“日本売り”に繋がるような財界寄りの政策が次々と繰り出されていることに危機感を覚えるのです。皆さんも、是非一度、堤氏の「日本が売られる※幻冬舎新書」を読んでみてください。そして、将来世代に負のつけ回しをしないために、今すべきことは何かを考えてみてほしいのです。(土)


親睦旅行のアンケート結果から

2018年11月22日 | 日記

 昨日の第3回役員幹事会において、旅行幹事の中村さんが集約したアンケート結果を参考までに載せておきます。この結果を考慮して次年度の旅行を計画していくことになります。改めてご意見があれば事務局にお届けください。

 以下、アンケート集約分です。

<感想>                                

○2日間とも晴天に恵まれ、楽しい旅になった。(大多数)

○見学地を絞り、全体としてよいコースだった。(多数)

○姫路城は見応えがあった。素晴らしい景観に感動した。又、解説者がついていて城への理解が深まった。(多数)

○嵐山散策、天龍寺の庭園が良かった。ゆっくり散策でき心がいやされた。(多数)

○同志社大学の学食は、いいアイデアだった。楽しかった。(多数) 留学生と懇談できた。

○大江戸温泉で宴会ができて良かった。夜景がきれいだった。

○時間は短かったが交流を深められた。

○今回の旅行で想定外の発見や出会いがあった。

○トイレ休憩がたくさんあって助かった。(多数)

○スマートIC(高岡)で乗車できて良かった。

●参加者の年齢を考えて無理のない日程(見学地)にしてほしい。

●個室のカラオケがほしかった。

●2時間限定の夕食は、落ち着かなかった。

●嵐山散策ではマップがほしかった。

 

【実施時期】複数回答あり

・10月下旬(13) ・11月上旬(4) ・11月中旬(6)

【土日でもよいか】おまかせあり

・よい(2) ・平日(14)

【行ってみたいところ】

・県内…入善、黒部、五箇山(※記述ほとんどなし)

・県外…関西6

     (京都2 奈良1 兵庫1(神戸・宝塚・有馬)鳥取1島根1)

    中部・東海3(静岡1、愛知1、岐阜(養老の滝)1)

       東北2(岩手(中尊寺)1、山形1)

    能登半島4新潟県(弥彦)4 長野県(戸隠、分杭)3

    *紅葉が見たい *パワースポットのある所

【参加費について】

・今まで通り10(2.5万円~3万円前後) ・お任せ2 

<今後、会としてどのような活動をしたらよいか>

・レクリエーション活動9

 パークゴルフ5、ボーリング1、カラオケ1、釣り体験1

・学習会4

 教育のデータ収集と報告会(教員数や児童生徒数、早期退職者 数、教員志願者数など)1

 働き方改革と教育1、投資などの経済セミナー1、名医の紹介1

 


第3回役員幹事会

2018年11月21日 | 日記

 今日(11/21)、第3回役員幹事会を教育会館で開催しました。先般の親睦旅行の反省などについて話し合いを行った後、「富退教だより152号」の発送作業を行いました。

 「富退教だより152号」を読んでいただければ解りますが、「会員の声」コーナーの寄稿として、宮腰実さんの山行便りがあります。個人的に興味深いものでした。同時に、その寄稿文章の中には、苦悩する教育現場の実情に触れて、若い教職員への期待と励ましの心情が綴られていました。OBである私たちとしては、現場の力になれないもどかしさをいつも感じています。何とかしてあげたいと思うのですが・・・。(土)

 


“外国人材拡大”法案の委員会審議へ

2018年11月20日 | 日記

 “外国人材拡大”法案と称される入管難民法他の改正案の審議に絡み、法務省が失踪した技能実習生への聞き取り調査のデータについて、改ざんとも受け取れる集計をしていたことが判明しました。経団連の要望に応えようと政府・与党が急いで導入したいとしていますが、やはり外国人労働者の実態等について、問題点を明らかにしない中での拙速な導入は将来に禍根を残すことになりかねないのではないか・・・と思います。(土)


教員志願 減少に危機感

2018年11月19日 | 日記

 昨日(11/18)の北日本新聞1面の大見出し記事です。(1面の大見出しは注目すべき程の大きなニュースが無かったせいかも・・・?) これまでも、志願者減の危機感は伝えられてきていますが、今年度の採用試験で倍率が3倍割れになったことから県教委も悩んでいる様子。志願者減等による採用試験の倍率低下は全国的な傾向ですが、中でも富山県の倍率が全国最低となっているので「教育県」を自認している県教委としては苦しい状況と言えるでしょうか?識者も「教員の質の低下」を懸念しているようです。倍率低下にはいくつかの要因が考えられるようですが、「教員の労働環境の厳しさ」が広く知られるようになったことも大きいようです。(やはり何とかしないと・・・。)

 同記事の中に、岡崎浩幸(富山大大学院教授)氏の見解が記されており、「子どもに寄り添い、成長を見届けられるという企業にはない教師の醍醐味を教育機関として学生に伝えていきたい」との話がありました。かつて、現場にいた私たちとしても過酷な労働環境に悩む若手教員に何らかの応援の手を差し伸べたいなと思うのですが・・・。

 何と言っても現場の若手教員が教師の魅力を学生たちに直接伝えてくれることが大切と思うのです。そして、私たちとしては教育現場を支援するような世論形成の一翼を担えたらいいなと考えています。(土)