tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

数の力 熟議置き去り

2018年11月28日 | 日記

 これは今日(11/28)の北日本新聞2面記事の大見出し。もちろん、昨日の国会衆院での外国人材拡大法案(入管法改正案)の可決を指してのことです。同紙1面記事にも「与党と維新採決強行」とありました。いずれも、政府・与党の強引な国会運営への批判的な記事内容。※そうなのです・・・。個人的にも、外国人受け入れそのものへの批判ではなく、国会軽視とも言える強引な国会運営を批判したいのですが・・・。問題点を明らかにした上で十分な対策等を講じることが必要なのに、詳細は全て省令で・・・とするいい加減なやり方に不満と不安を覚えるのです。政府・与党は、「国民はすぐ忘れる・・・」と、踏んでいるのでしょうが「バカにするな!」と言いたい気分になります。

 そう言えば、先日(11/19)のNHKマイあさラジオ「生活の見方・私の視点」で青山浩子(農業ジャーナリスト)氏が「新たな外国人材の受け入れ、農業界の受け止め方」というテーマで大変示唆的なことを話していました。12/17までNHKオンラインで聴くことが出来ます。このような示唆的な話を聴きながら、国民皆で外国人材の受け入れについて考えていくべきだと思います。その意味で、国会ではもっと慎重な審議を行ってほしいものです。(土)