tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

綻びを見せた?安倍首相・・・

2017年07月25日 | 日記

 今日(7/25)の参院での「国会閉会中審査」における加計学園問題での安倍首相答弁には矛盾が出て、過去の国会答弁との整合性がとれなくなってきました。

 矛盾を突いたのは民進党の蓮舫議員。矛盾があったのは、安倍首相が加計学園の国家戦略特区への申請を知った時期のこと。昨日は、今年の1月10日(申請が認められた日)に初めて知ったと安倍首相が答弁していました。これには、昨日から野党だけでなく国民の多くが「明らかに不自然」と感じていたと思います。

 蓮舫議員は、安倍首相の過去の答弁を明らかにして、(時期に)食い違いがあることを指摘して質しました。しかし、安倍首相は過去の国会答弁を平気で覆したのです。一度ウソをつくと、ウソを隠すためにウソの上塗りを重ねなければならなくなるのは必然です。ますます疑惑が深まったのではないでしょうか・・・?(土)

※明日は、今年度第1回の役員幹事会が開催されます。富退教だより№146号の発行も予定しています。


記憶が無い・記録が無い・・・

2017年07月24日 | 日記

 言うまでもなく今日(7/24)の「国会閉会中審査」における加計学園問題についての参考人答弁のこと。特に野党議員代表の質問には、前川氏以外はとてもまともな答弁とは感じられませんでした。これまでも、関係者の「言った・言わない」の全く噛み合わないやりとりに終始していることは、国民に一層不信感を与えます。

 このような状況を見ると、何だか学校現場での生徒指導を思い出します。トラブルを抱えた児童(生徒)間の問題を解決しようと教員が双方から聴取すると、双方がそれぞれに「言った・言わない」を繰り返し、目撃者等がいないと、結局、埒があかないのです。生徒指導の難しさをいつも感じてきました・・・。果たして、今回の加計学園問題はスッキリと納得いく結果が得られるのでしょうか・・・?明日は参議院での参考人質疑が予定されていますが、結局、同じ事の繰り返しで終わるのでしょうか。(土)


日銀目標2019年へ

2017年07月21日 | 日記

 昨日(7/20)のニュースを見ていると、日銀が目指しているインフレターゲット(物価上昇率2%の達成時期)は上手くいかないようです。また、1年ほど目標の先延ばしをせざるを得ないような状況になっています。

 やはり、消費者である国民の将来不安が解消されない限り、日銀が考えるようにマイナス金利を導入したり黒田バズーカといわれるような異次元の金融緩和をしたりしても無理なのです。国民は将来不安がある限り、どうしても節約と貯蓄を志向します。日本人は勤勉で、やや神経質な人が多いからかもしれませんが・・・?

 また、企業は社員の給料を一向に上げようとしません。(企業の内部留保は総額390兆円とか?)当然、収入が増えなければ、消費が伸びるはずもなく「上げ循環」にはならないでしょう。アベノミクスの当初は、安倍首相の求めに応じて賃上げした大手企業もあったのですが・・・。

 最近は、多くの企業が社員を大切にしていないようです。その昔、終身雇用で社員を大切にしてきたかつての企業風土は既に失われたのでしょう。これが日本社会の現実というところでしょう。残念です。(土)


獣医師会の新たな文書で疑惑深まる加計学園問題

2017年07月20日 | 日記

 今日(7/20)のニュースでは、獣医師会において山本幸三(地方創生・行革※規制改革)大臣の発言に関する新たな文書が見つかったと報じていました。本人は獣医師会の内部文書だからか、獣医師会の思い込みだろうと否定しています。しかし、これまでの山本大臣の強弁の姿勢からも、かなり怪しいと国民の多くは思っているでしょう。やはり、はじめから「加計ありき」で事が進められていたのでは? と、疑惑がますます深まってきました。(土)


稲田氏 組織的隠蔽了承

2017年07月19日 | 日記

 これは今日(7/19)の北日本新聞朝刊1面の大見出し。このことは、今日のテレビ番組等で、どの放送局も扱っていました。稲田氏本人は否定していますが、「怪しい」と大方の見方があるように思われます。今回、再びこのような不祥事が報道されるようになったのは官僚たちの静かな反乱があるのかもしれません。北日本新聞の6面には関連記事として「安倍1強に壮大な忖度」とありました。安倍首相は、さすがにもう稲田防衛大臣をかばいきれないでしょう。最も安倍首相自身にもじわりと危機が迫っているわけですが・・・。

 それにしても、一昨年、自衛隊のスーダンPKO派遣に関連して、安全保障関連法案(安保法案)の新任務「駆けつけ警護」を閣議決定したことが思い出されます。安倍政権が「立憲主義」を排して、この安保法案に基づく「駆けつけ警護」を付与した際は、シビリアンコントロールのことなどが不安視されましたが、今回、改めて不安が増幅されたようです。

 自衛隊の制服組等を十分にコントロールできない中で、戦争法と言ってもよいような「安保関連法」の拡大は極めて危険ではないでしょうか・・・?(土)