tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

財政再建か景気優先か

2020年01月16日 | 日記

 消費増税によって財政再建を目指している日本!?我々ごときがとやかく言ってもしょうがないのですが・・・。先般(12/23)の「借金大国日本~借金をどう返す~」でも考えてみましたが、現在の経済状況は「景気動向指数」を見る限り先の消費増税によって間違いなく落ちてきているようです。

 マイあさラジオ「マイ!Biz」の昨日分「竹中平蔵(東洋大教授)※2/12までNHKオンラインで配信」では「景気動向指数」が悪化していることを認めつつ、一方で「月例経済報告※内閣府発信」では楽観的な見方もあると伝えて、パックトゥパックとやや誤魔化し!?たような言い方で煙に巻いておられました。正直なところ果たして本当に今の経済状況を楽観していいものか?と不安になります。

 先般(12/23)の「借金大国日本~借金をどう返す~」でも、藤井聡(京都大大学院教授※前内閣官房参与)氏の考えを伝えましたが、個人的には藤井氏の考えのように「緊縮財政のための消費増税は間違い」だったのではないかと、ますます思うようになりました。藤井氏の著作「令和日本・再生計画~前内閣官房参与の救国の提言※小学館新書」などを読むとかなり説得力があります。(ただ、賛成出来ない事項もあるにはあるのですが・・・。)

 政治を変えるのはやはり世論なのです。しかし、現在のように財務省の訴える「緊縮財政論」が大方の支持を得るように世論の方向が向いているので、なかなか変えるのは難しいでしょう!ただ、国民としては今の世論に流されるのではなく、藤井氏(森永卓郎氏なども)のような意見に耳を傾ける必要があるのではないかと思います。(土)

  ↓ 今日の読売新聞記事