ロケーションと博物館テーマ=書道、というこれまで全く縁が無かったフィールドながら、上野の山から下りればそこ、ということもあってちょくちょくぐるっとパスを持って訪問しています。
日が陰る(1回は真昼間にも目撃!目線で”誘って”来ました^^;)とこの付近には曰く有り気な女性が角に立っていたりしますので、日が高い内での訪問をお勧めいたしますm(_)m
まあ、お好きな方はそのまま拉致られて頂くとして…
今回は国立博物館との連動企画、ということです。どうやらあちらの方で本企画展関連の講演会が開かれる、というリンクの模様です。
いずれこの手の展示は上野のお山、国立博物館とそれを下った下町書道博物館位でしか日本でも見られないでしょうから、何時でも連動しているとは言えますね^^;
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と、ドラフトしてからしばらく経ってご案内の大震災が起こりました。
その結果、国立博物館の開館の目処が立たない状況となって、こちらだけの単独開催となった週末にお邪魔しました。
貴重なコレクションだと思いますが、中でも王義之の楷書と草書の拓本が素晴らしかったです。
そして、多分それ以上に”美しい”と思ったのが紀元1世紀頃の楷書の拓本の数々。筆の運びまで綺麗に理解でき、今と同じ字形に感動しました。
勿論、拓本といえば錦絵同様、彫りと摺りの技術が付いてこないと意味がありません。そうした”総合芸術”であることも再認識した次第。
さらなる”発見”はBC5世紀(戦国時代)辺りだと石鼓文という漢字原型に近い字体だったこと。
BC221年、秦の始皇帝の中国統一と度量衡、漢字の統一といったことに思いを馳せました。
さて、こちらの入場料は500円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計11,695円となりました。
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