その初日に伺ったのですが、今回紹介の谷川晃一さんが来館していらっしゃいました。やっぱり、人の入りが気になるのかな…?
そういう意味では、台風上陸の日でしたから、予報に反して雨は降らなかったものの、厳しい初日だったでしょう
さて、この谷川さん、奇しくも会場でお姿を拝見した訳ですが、正直これまで存じ上げませんでした。本展のHPによると:
伊豆高原のアトリエで木々や草花、野鳥や動物に囲まれて創作活動を行っている画家谷川晃一。近年では特に「ウラパン・オコサ」「へんしーん」といった独創的でユニークな絵本を発表し幅広い世代に知られています。個展会場では絵皿や陶器の風変わりな人形がずらりと並び、原色の船がボーボー言いながら壁面を行ったり来たりして、ときに液晶画面の中でネコが歌って踊ったりもしているので、「これはなんだ!?」とはじめは驚かされますが、つい引き込まれてしまう不思議な世界が展開されています。
とのこと。
実際拝見して感じたのは、この人は”アート・ダイレクター”だ、ということと、絵画の分野では偉大なるマンネリ、気に入ったモチーフを何回も出してきて自分の世界を創る方、というものです。何となく似ているな、と感じたのは、シャガールとかミロですね。
ところで、個人的に気に入ったのはこれも誰かになぞえると”パウル・クレー”的作品が2~3並んでいて、これがピンっと来ました。
添付は今回拝見したものそのものではないのですが、似た作品をネットで見つけましたので参考まで。青とかモチーフとなっている色が綺麗で、好みだったなあ
ちなみに今回の企画展タイトルはこのHPから来ていると知りました:
ここから谷川さんと奥様の宮迫千鶴さんの作品が拝見出来ます。
と楽しんだこちらの入場料は600円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計14,640円となりました。