東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

七大戦 陸上本部から

2016年07月12日 18時08分30秒 | 七大学戦

こんにちは。七大戦で陸上本部を担当しました、2年水石です。陸から見た二日間を振り返るつもりでしたが、読み返したらただの個人的な反省文になっていました…

青木さんから陸本担当を任されたのは5月のことでしたが、学連でレースの度に陸上本部の仕事をしていたのでとりあえず言われた通りの書類を作って当日は普段のようにしていれば艇数も少ないことだしつつがなく進行できるだろう、とふんわり思っていました。が、大会前日の金曜日の夜に気づいたことには、学連レースと違って運営がみんな初めて。何事にもテンプレ的なものが無い。いつもは下っ端だけど明日は隊長。あわてて帆走指示書を読み直して、リタイア届と変更届を作りました。前日出申を出してもらうタイミングも考えないといけない(しかも前日出申という言葉が関東ローカルなのか、他校の選手になかなかわかってもらえませんでした)。抗議締め切り時刻もいつもと違った。

準備不足がたたって土曜日はひとり勝手にパニック状態でした。選手や応援の方々にとって陸本は全ての窓口なのに情報を何も把握していなかったり、海上に旗が足りないことが判明して山本さんと一緒に恥ずかしさと申し訳なさで打ちひしがれたり、着順速報の存在を忘れていたり、リタイア再出艇していく艇を見逃してしまったり(陸本の仕事としてはこれが一番の失敗です)、雨でいろいろかき乱されるし。さらには日曜日の引越しの予定も出来ていない(引越し大臣なんです)など。一緒に陸本をやってくれたゆりえさん、ぞんざいな受け答えをしてしまった方々、余裕が無くてごめんなさい。。金曜日のうちに陸本の仕事を二人で確認しておくべきでした。

一にも二にも情報共有だと思って、レース後のミーティングで海の運営陣に教えてほしいことを全部伝え、トランコ以外の連絡手段をつくることを確認しました。そのせいと、全員の慣れと、無風コンディション(土曜と日曜の風が反対だったらちょうど練習になってよかったのに)のおかげで日曜日は比較的穏やかに進めることができたと思います。配艇を尋ねて水石は把握してなくていいよって2回言われたのはちょっと悲しかったけど笑

今回の七大戦の一番の反省は、責任を感じ始めるのが遅すぎたことです。青木さんの求心力と浅川や西坂の働きぶりに甘えて、なんとなく付いて行けばいいやという感じで前日まで過ごしてしました。いちおう学連で毎回運営に関わっていて他の同期よりはわかっていることもあったはずであり、レースにも出ないわけで、もっと積極的になるべきでした。運営備品のチェックリスト(陸本以外の分も)を鵜呑みにするのではなく帆指示と照らし合わせるとか、プロテスト室の立地と環境もあまり良くなかった気もします。

来年もう一回やったらもっと良くできるのにな、と思いますがそうはいかないのが七大戦ですね。7年前どうだったのか全然知らないし、7年後はその代なりの大会ができることでしょう。今大会も、私は俯瞰できていないのでよくわかりませんが、バタバタしながらも楽しかったし、他校の選手たちも楽しそうな顔をしていたし、観覧艇や実況ルームに今大会の理念が表れていたし、いい大会だったと思います。選手インタビューによって日曜日の風待ちがただの風待ちにならなかったのは画期的だと感じました。Facebookのいいねは一週間で40以上、先週から8.6%も増えました。もう一回七大戦とはいかなくても、部の広報や学連、普段の心持ちなど生かせる場所すべてに繋げていきたいです。

八景島にいらしてくださった皆様、遠くから応援してくださった皆様、ありがとうございました。

 

二年 水石さおり


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