東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

学生マッチを経て

2024年03月15日 00時05分30秒 | 通常練習

お世話になっております。仰秀新二年の古川諒真です。

今クール、自分は、前半の三日間は蒲郡での学生マッチに神戸大学との合同チームで参加し、夜行バスでそのまま小網代に向かい後半二日間は仰秀で練習しました。

学生マッチは三日通して強風で予定と比べてレースは少なくなってしまいましたが、1、2日目と比べ風の弱まった最終日にレースを詰め込まれ、無事順位が決着されました。我々チームオフショアセーラーズは五戦中一勝もできず惨敗に終わりました。学生マッチではパーティーがあり色々な大人が前で挨拶をしていましたが、どうやらヨット関係の偉い人がかなり多く集結していることがわかりました。挨拶によると大学時代部活でディンギーで活動してきた若いセーラーを部活引退後もキールボートという新しいヨットに乗ってヨットを続けて欲しいという願いのもとさまざまなスポンサー、社会人ヨットチームが運営に協力してくださっている大会らしいです。そのため全国のディンギーをやりこんできて面構えの違う4年生やOBがたくさんいて個人的に終始怯えてました。僕たちが普段乗っているJ24での勝負でしたが彼らにはスタート前で差をつけられてその差を覆せなかったり相手の上手な駆け引きからペナルティーを取られてしまったりというものでしたが、僕はバウマンとして強風の中ライフラインのないJ24から落ちないようにするのに必死で正直何がどうなっているのかよく分かりませんでしたし、わかってもどう立ち回るべきか自分には全く分かりませんでした。そして離された相手艇に対して何もできず前を走られるのは屈辱でしたが、それ以上に悔しくあったのが自分がチームに対して何か貢献したかというと何もしておらず、このような思いは11月の全日本と似たようなものであって、全く成長していない自分に気づいたことでした。今思うと全日本後、秀さんが引退した後も、優しい先輩たちに頼り続けている状況は変わらず、自分が先輩を超えてやろうというほどの熱を持ってヨットに向き合えているかというとそうは言えませんでした。全日本直後の思いもいつの間にか忘れ去っていたことを思うと今感じている思いもいつの間にか薄れることが容易に予想されるのでどうやら自分の意識の根幹から改善していかないと厳しいようです。どうにかこの悔しい思いを強く心に刻み込み、今後似たような悔いを2度と感じることを許さないよう、今後はよりギアを上げてヨットに向き合わなければならないと感じました。


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