東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

Pastillas para No Soñar

2024年07月11日 23時47分04秒 | 通常練習

お世話になっております。2年スナイプクルーの荒井です。悠汰さんをブログの編集画面から追い出して、このブログを書いております。ごめんなさい。7/6,7に行われました東日本スナイプの結果をご報告させていただきます。

 

 

22位 31418 中静/平井 

18-31 49点

35位 31308 天野/下村 

58-21 79点

37位 31741 元尾/三上 

62-23 85点

59位 30072 市毛/藤本・高畑 

53-63 116点

61位 30785 島瀬/佐藤 

70-51 121点

69位 30736 杉山/神田 

55-76 131点

72位 31494 遠藤/大野様 

BFD-41 136点

 

 

…?

2レースしかできなかったものの、その少ない機会の中でも多くの課題と収穫があったと思います。

僕は二日通じてサポートに徹しました。(?)

1日目は470で体調不良者が発生していたこともあり、かおるっぺ(太)とキャナメ(ス)と共に470のレスキューに乗っていました。スナイプよりも分かりやすい分面白かったですね。ライトブルーのスピンが東大の他にも何艇かいて、ぬか喜びさせられたことが悔しかったです。スナイプはD旗が予定より遅めに上がって、早めにAPAで着艇していたようです。

2日目の記憶はあまりありません。どうせレスキューで爆睡してたのでしょう。爆睡していた間に見た夢の話でも書いておきます。ここから先はフィクションです。

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二日目は中静さんと乗せていただきました。シンプルなことですが、ハイクアウトが持続するようになったことが収穫、シンプルなことですが、タックが遅かったことが課題です。他にも収穫も課題もたくさん。あつ森みたいですね。1レース目が終わった後に、中静さんが「これで決まったな、フッ」と言っていました。強い。あまりにも強い。強すぎて後光が差していたと思います。あまりの暑さで視界がぼやけていた可能性も否定できませんが。2レース目は1レース目ほど上手くはいきませんでした。ハイクアウトが足りないのも一因だったようです。ぴえん。研鑽あるのみ。とにかく中静さんには感謝しかありません。これからも頑張ります。

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今週末には蒲郡にて七大戦があります。どうやら同期の一部はもう既に前入りしているとかしていないとか。皆で観光に行ったりするらしいですね。羨ましい。現地ではできることをしよう、そんなつもりでいます。

 

そういや見出し画像はバイト帰りに発見したクアウテモック号という帆船です。「クアウテモック」とはアステカ王国最後の皇帝の名前で、メキシコからやってきたそうです。その様子を想像するだけで胸がロマンではち切れそうです。こうやって各地の様々な名産品や珍品、そして時には人間ですらも各地に運ばれていったんですね。当時の人々の息遣いまで聞こえてきそうです。船が交通手段として最も重要視されていた時代の話です。でも実はそんな期間の方が、そうでない期間よりもよほど長いんですよね。そして同時に船は未知への探索の象徴でもありました。最早効率的な交通手段として船が見向きもされない現代において、未だに人々がヨットに乗っている。それは誰しもが心の奥底でそんな帆船の時代を無意識のうちに懐かしんでいるからだと思うのです。そしてそんなある種時代遅れとも言えるヨットに僕達が乗っているのは、失われゆく時代の文化を伝承する行為ではないだろうか、実はとても気高いことなんじゃないか、そんなことを考えました。その行為に相応しいセーラーになりたいものです。今なお人々の生活に生きるヨット、引いては帆船の古の在り方を覗き見た気がします。でもクローズは走れなさそうな見た目だよな...とも思いました。

ありがとうございました。

 

 

荒井太久


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