東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

余談ですが、体の中にヨットに使われているようなネジが刺さってます。

2022年02月02日 22時34分33秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。

4年スナイプリーダーの大根田智也です。

 

気付いたらもう2月に突入し、あと1週間もすれば部活が再開されるんですね。

自分は1月27日に試験が終わったのですが、それから部活再開までの休みを満喫しているのかというとそんなことはありません。何が僕を遊ばせてくれなかったのか。

オミクロンでしょうか。

まあ、それもありますが、正解は就活です。なんとびっくり、試験が終わった27日の午後から就活三昧です。自称模範的就活生になっています。部活に集中していた間は部活9割、就活1割みたいな割合で過ごしていたのですが、オフ期間に入ると流石にそういうわけにもいきませんでした。

 

就活をしていると面接というものがあるのですが、ありがたいことにヨット部の活動について詳しく聞いてくださります。いろいろ語れることは用意してあるのですが、一つだけうまく答えられない質問があります。

それは「ヨット部で楽しかったこととか嬉しかったことはある?」という質問です。初めて聞かれたとき、瞬時には何も思い浮かびませんでした。もちろん細々とした内容であればそういった経験はあります。ヨットに乗れるようになった時、レースで前を走った時とか。ただ、こういった話って薄っぺらくて、面接では話せず、結局「今のところないですね」といった回答になります。

一方で、「ヨット部で辛かったこととかしんどかったことはある?」という質問に対してはたくさんの回答が思い浮かびます。大好きな先輩と全日本インカレに行けなかったこと、大事な時に怪我をしてしまったこと、大切な同期が辞めていったこと。こういった話し始めたら長くなってしまうもの以外でもたくさんの辛くしんどい経験をしてきました。当然部活に行きたくないな、もっと他の周りの人みたいなことをしたいなとも思ったこともありました。

 

結局大野も言ってましたが、部活って辛いこと9割なんだなって就活を通じて再度実感しています。

じゃあ、なんでヨット部を続けるのか。この辛いことを乗り越えた先に何か得られるものがあるんじゃないかという期待しているからです。これを部員みんなと乗り切って琵琶湖から賞状を持って帰ってきたときに今まで得たことのないことを得られる。そう信じて続けているんだと思います。その答えは2022年11月6日に分かるのでしょう。

「ヨット部で楽しかったこととか嬉しかったことはある?」っていう質問に自信を持って回答できるようになると信じて。

 

それまではとにかくヨット部に全力を注ぎたいと思います。そして、リーダーとして最上級生として部員全員がヨット部に安心して全てを注げるような環境を作りたいとも思います。これもひとつの「好み、好まれる」なのかなと。このスローガンを実現できるチームを常に考えていきたいです。

 

とまあ、就活を通じてヨット部について再度考えさせられたよっていう話でした。これがヨット部生活最後のリレーブログらしいですが、これで良かったのでしょうか。まあ、よしとしましょう。

 

明日は470リーダーの工藤です。そういえば去年のリレーブログでも僕の次が工藤でした。去年は50音順じゃなかったのに。誰よりも早く試験を終えていた彼はオフを満喫できたんですかねえ。

 

 

スナイプリーダー兼副将 大根田智也

 

p.s.

私事なのですが昨年の12月に反復性脱臼を治す手術をして、長らく運動ができていなかったのですが、本日ランニングの許可が出ました。これからたるんだ体を引き締めるべくランニング頑張りたいと思います。待ってろ!西尾、千田ちゃん!

術後は順調のようで早ければ3月中にはヨットに乗れるっぽいので、もう少々お待ちください。


ネタ切れ

2022年02月02日 12時57分48秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。

クルーザー班主将、ヘルムスマンの青木維摩です。

 

12月にヨットについてのブログを熱く2本書いてしまい、1月は練習をしていないので持ちネタがありません。

 

全日本選手権振り返り:「レースを作る」

https://blog.goo.ne.jp/todai_dinghy/e/5a093eae1f7a5d2b43092a09be7109fd

 

2022年の抱負:「忘れてはいけない想い」

https://blog.goo.ne.jp/todai_dinghy/e/67c7f92d22a74ccc78667e09041afad4

 

1月を前後半に分けて思い出すと、

前半はとにかく遊びまくっていました。

かっこいい社会人像で「Work Hard Play Hard」というものがありますが、1月前半の自分は「NO Work Play Hard Hard Hard」といった感じで、タフに遊ぶ快感を覚えました。

後半は試験勉強や長期インターン、部活の事務作業、就活のマルチワークで、前半遊んでいた代償を払っていました…

 

この中で、ブログで話せるのは長期インターンの話だけなので今回はそれについて話そうと思います。(少しガクチカみたいになっている点はご容赦ください。)

 

自分はゲームセンター「SEGA」(「GiGO」に変わるらしい)やオンラインクレーンゲームの運営を行なっている会社で、一昨年の12月からインターンとして仕事をさせてもらっています。

(2年前の主将、春日さんが別の会社でインターンしていたので触発されました)

 

当時はCTOが猫の手も借りたいほど忙しく、オンラインクレーンゲームの戦略設計のお手伝いやエンジニアへの要件定義、デザイナーへの指示だし等々、下請けみたいな感じで色々やらせてもらいました。

 

しかし徐々にSQLというデータベース言語を習得し、自分で分析から施策の検討、提案まで一気通貫してできるようになると、事業部内で半現場、半ITのポジショニングを取れるようになり、いつの間にか事業部内で希少性の高い人材となっていました。インターンを初めて約1年ですが、最初の時給から2倍以上まで上げていただき、自分の適性と自分のやりたいことのマッチするところを探す大切さを、身をもって学ぶことができました。

 

少しヨットに関連させると、先の学びに早く気づいて、このチーム内でどうやったら自分のバリューを最大限出せるのかを意識して行動できていれば、自分はもっと優秀な後輩になれたと思います。

 

時間が余っているor新しいことを始めたい下級生がいれば、長期インターンにチャレンジしてみることを少しおすすめします。インターンする会社をしっかり選べば、きっと学ぶことがあるはずです。

 

次のブログは大人になったスナイプリーダー大根田です!