東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

忘れてはいけない想い

2021年12月14日 22時00分00秒 | リレーブログ

お世話になっております。

本年度、クルーザー班主将を務めさせていただきます青木維摩です。

 

昨日より新4年生のリレーブログ、「ラストイヤーにかける思い」が始まりました。

新4年のプレイヤー、マネージャー計14人が最後の年を迎えるにあたっての思いをブログにしていきますので、お読みいただければ幸いです。

 

はじめに、昨年度東京大学ヨット部を応援、ご支援くださったご家族の皆様、LBの皆様、社会人チームの皆様、そして関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

今年度も皆様に応援していただけるようなチームになれるよう邁進していく所存でございますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

昨年度は前主将の中野を中心に全日本選手権5位を目指し活動してまいりましたが、惜しくも7位に終わってしまいました。

 

最終レースが終わった直後、自分はひたすらメンバーに謝っていました。

 

申し訳ない、いや申し訳ない

 

最終レースに後悔があるわけではありません。

 

勝ちきれなかったことに責任を感じて

 

 

最終第7レースを迎える直前、5位争いは1点差で3艇の混戦でした。

 

でもそんな状況になる前に一歩抜け出すチャンスはあった

 

第1レーストップフィニッシュという「幸運」があったにも関わらず、本当の「勝利」に繋げられなかった

 

仰秀には下位から追い上げる力はない

だから1上は絶対に上位で回航しなければならない

だからたとえスタートが満点ではなくてもトラブルを起こしてはいけない

 

そんな気持ちでスタートに臨んでいました。

 

第6レース、堅実に戦えば有利な状態で第7レースを迎えられる状況。

しかし、スタートでケーストラブル

少しだけ追い上げて10位フィニッシュ

 

結果的にここが最終リザルトに響いてしまいました。

 

最終第7レースでは後悔のないスタートを切ることができましたが、時すでに遅し

 

自分が勝負弱かった、勝負の時を間違えた

 

 

勝ちきれなかったことに責任を感じて、油壺のマリーナに帰るデッキ上で何度も謝っていましたが、

 

陸上に戻ると中野さんと落合さんと最後にいい景色を見ることができた幸せの方が大きくなってくる

 

あの時感じた後悔、責任はどんどん小さくなっていく

 

でも今後の仰秀の成長のためにこの気持ちだけは絶対忘れてはいけない

 

 

引き続き仰秀の目標は全日本選手権5位としました。

 

来年こそは勝ち切るという思いを胸に

 

全日本選手権5位までの道は非常に厳しいものになると思っています。

昨年度のチームは自分たちに「希望」を与えてくれました。

 

決してお飾りの無茶な目標ではない

もっと良いチームを作れば、もっと高みを目指せるという「希望」を

 

勝ち切るために特別な練習をするわけではありません。

これまで同様、日々の練習に意味を見出し、成長していくのみです。

 

個人としては、今年度は主将として大きな責任を負うことになります。

 

リーダーは何を求められているのか

リーダーシップがある人とはどんな人か

 

日々模索していこうと思います。

 

重ね重ねになりますが、

関係者の皆様、応援とご支援、本当にありがとうございます。

 

今年度も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

クルーザー班主将 青木維摩



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