ご無沙汰しております。クルーザー班主将の中野です。
まずは先週の活動報告から。
10/2(土)は午前中無風だったため出艇せず、1.2年生向けのスタート座学と全日本選手権に向けた計測の準備を行いました。偶然シーボニアにいらして船の様子を見てくださった畠山さん、ありがとうございました。
スタート座学はバウマン歴丸2年の維摩が全部やってくれたのですが、もはや自分よりも明確にスタートのあらゆる状況に対するイメージを持っており、自分も1年の時にこんな座学受けたかったな、などと思っておりました。頼もしい限りです。
午後出艇し、早速スタート込みのラウンディングを行いました。微風の割に下げ潮が強く、少しでもラインから離れると一向にラインを切れなくなる難しいコンディションでした。また、水深と潮の強さの関係を意識したコース取りができるようになったのが収穫でした。
10/3(日)はJellyfish、だぼはぜと2.3艇でスタート練習を行いました。3艇ならまだしも、2艇だとどうしてもマッチレースのスタートみたいになってこれはこれで難しいですね。ヘルムの咄嗟の判断力が求められます。ただフリーで出られる1艇での練習に比べると、ハンドリングや駆け引きなどの面でよほど良い練習になります。
…良い練習になりますと書いてはみたものの、正直ここ数週間はあまり良い練習が出来ているとは言い切れません。というのも、11月の全日本前に全部剥がす予定の船底塗料がいよいよ限界を迎え、藤壺やら何やらが付着し、スピードが全然出ない&めっちゃ下流れするんですね。。先々週は月光2艇やJellyfishと一緒にラウンディングしようとしたのですが、まるで別の乗り物に乗っているようでした。正直、「たかが船底」でこんなにも違うのかと衝撃を受けました。まぁこれも勉強ですね。明日上架して藤壺の類を根こそぎ剥がす予定です。(三崎マリンの船台、空いてますように。。)
水面下の状態は最悪ですが、水面の上にいる我々部員はみんな元気に活動しています。緊急事態宣言も解除され、開催がかなり怪しまれたJ/24の全日本も予定通り行われる方向へ動き始めました。今週末からは3ヶ月ぶりに合宿も再開し、残り1ヶ月半のラストスパートをかける体制は整いました。
…1ヶ月半後、引退した自分の目にこの4年間はどう映っているのでしょうか。次に書くのは、恐らく引退ブログになります。
有終の美を飾れるよう頑張ってまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
クルーザー班主将
中野 陽