東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

東大魂!!

2021年10月07日 21時06分33秒 | レース反省

 

 

3年スナイプスキッパーの古山です。

 

関東インカレの予選がありました。

リザルトは以下の通りです。

 

詳細は、関東学生ヨット連盟HP(https://kantogakurenyacht.jimdofree.com/)をご覧ください。

・470級 全45艇

4791 51 古橋/齊藤 11-4-1-7-1-2  計26点

4692 49 調/工藤 8-1-2-2-3-11  計27点

4579 50 鈴木/廣瀬 5-7-19-5-9-3 計48点

大学別順位 全19校

1位 東京大学 101点

2位 立教大学 167点

3位 神奈川大学 223点

4位 東京工業大学 255点

5位 専修大学 274点

・SNIPE級 全37艇

31494 50  西尾/長岡 16-6-7-16-2-10  57点

31418 51  古山/村上 11-12-8-18-25-22  96点

31308 49  大野/山村 5-14-4-13-26-18  80点

大学別順位 全13校

1位 立教大学 107点

2位 法政大学 108点

3位 東京大学 233点

4位 一橋大学 237点

5位 東海大学 261点

 

スナイプチームとしては2位と大きく離され、4位との点差は近い3位でした。

 

1日目は南風の軽風で2R、2日目は北風の順風で4R行いました。

 

スキッパーとしての自分の課題はスタートでした。

 

初日は2本とも下有利のスタートラインが作られていました。

 

特に一本目、下からのスタートをしようと決めていましたが、インカレの1本目ということもあってか、下の艇団はラインに対してかなり低くなっていました。自分の艇はその中でも低く、結果的にスタートとは言えないようなスタートをしてしまいました。逆にあの状況でアウター付近からジャストに近いスタートをできていれば、スタートの時点でかなりのアドバンテージを得られていました。決勝の最初のレースのスタートでも、普段とは違うウェイティングラインになる可能性があるので、その場で冷静に判断をし、賢い振る舞いができるようにしたいと思います。

 

二日目は、スタートラインは少し上有利かイーブンくらいのスタートラインで、上寄りに多くの船が集まるような状態でした。

自分はその混雑するところからスタートしてしまい失敗してしまうスタートが多かったです。

スタートラインはそれほど傾いてもいないし、しかも北風で振れる海面なのに、練習でもしていなかったようなところからスタートを狙ってしまい、結果スタートの時点で沈んでいきました。

北風では次の振れの方へフレッシュで走っていけるように、スタートの場所をキッチリと決めて出ていきたいと思います。

 

あとは、走りです。

 

他艇に対して角度が取れてないときに、自分もその角度でなんとか走ろうとしてしまう場面が多かったように思います。

その船はスピードが出てるから角度が取れているのに、自分は他艇を気にしすぎてスピードが出ていないまま、上ってしまっていました。

まずはスピードビルドを意識して、他艇を気にしすぎず、自分のいつもの走りを再現する、という気持ちでいこうと思います。

漠然とした不安や焦りに追われないように、自分がすべきこと、いつも走りで意識していることを考えて走らせていきます。

 

 

予選は、470は目標としていた1位通過を果たした一方、スナイプチームは芳しい結果ではありませんでした。

主将の長岡さんは全体MTGでこうおっしゃってました。

470はその勢いで部全体を引っ張っていくぞという気持ちで、スナイプはあんまり落ち込み過ぎずに決勝までの時間をどう過ごすかを考え、470が頑張ってるから俺らもやるぞという気持ちを持っていこうと。

 

長岡さんは毎回MTGでいいことを言ってくれます。

ひとりひとりへの気配りもしてくれてて、僕にも気にかけてくれていると感じる時がよくあります。

あとツッコミがかなりハマってます。

 

古関さんも、学連委員長でとても忙しい中、スナイプリーダーとしてチームのことを一番考えてきてくれています。

みんなに声をかけ、チームの雰囲気を明るくしようとしてくれています。

 

僕はこれまで中学、高校と野球をやってきました。

こんなこと言うのはなんですが、今まで先輩の最後の大会で、もっと先輩たちと一緒にプレーしたいと思ったことはありません。

先輩たちの引退にそれほど強い思いを持ったことはありません。

 

でも今の4年生は、470チームの4年生含めて、大好きです。

少しでも長く一緒にヨットがしたいと心から思っています。

 

長岡さん古関さんと、そして470チームと一緒に全日本にいこう、という思いです。

 

とにかく明日、最高の力と最高の結果を出せるよう、程よい緊張感と明るい気持ちで迎えようと思います。

それではおやすみなさい。

 

P.s. 前回のブログで31418の浸水は完全に止まったと書きましたが、葉山に引っ越してくる直前あたりから、また浸水が戻ってきました。浸水との戦いはまだまだ続きそうです!


東大魂!

2021年10月07日 20時30分00秒 | レース反省

お疲れ様です。

3470スキッパーの調です。


先週末に開催された秋季関東インカレ予選について書かせていただくことになりました。


とりあえず、リザルトです。


470級 全45

4791 51 古橋/齊藤 11-4-1-7-1-2  26

4692 49 調/工藤 8-1-2-2-3-11  27

4579 50 鈴木/廣瀬 5-7-19-5-9-3 48


大学別順位 全19

1位 東京大学 101

2位 立教大学 167

3位 神奈川大学 223

4位 東京工業大学 255

5位 専修大学 274


SNIPE級 全37

31494 50  西尾/長岡 16-6-7-16-2-10  57

31418 51  古山/村上 11-12-8-18-25-22  96

31308 49  大野/山村 5-14-4-13-26-18  80


大学別順位 全13

1位 立教大学 107

2位 法政大学 108

3位 東京大学 233

4位 一橋大学 237

5位 東海大学 261


この結果により、無事両クラス決勝へと駒を進めることが出来ました。



470チームとしては、事前に目標に掲げていた一位通過を果たすことができました。


今回のレガッタは、終始、立教大学との戦いになりました。

1レースでこそ16点差つけられたのですが、第2レース以降落ち着いたレース運びができ、最終的にはある程度差をつけて勝つことが出来ました。


92ペアとしては、スピードやコースなどで自分たちの力を発揮でき、少し自信がつきました。


一方で、課題も見つかりました。

初日の下潮の中では、低いスタートラインを見極めて、比較的良いスタートができたのですが、2日目の上潮が強いコンディションで高いウェイティングラインにちきりまくり、ほとんどのスタートで並んで出れず、すぐに返して逃げるという展開になりました。


同じ死ぬにしても、その次の逃げ方に関して色々と勉強になったので、決勝では同じミスをしないよう改善していきたいです。


今回、どんなに見た目が悪くても、頼もしすぎる先輩方のお陰で僕は慌てずに今に集中できました。

最終レーススタートで死んだときも、遥か高い高い位置に91と79がいたのが見えて、一つでもあげるだけだと思えました。


頼もしい先輩方、決勝もよろしくお願いします。


そして、サポートに回ってくれた皆さんには、感謝しかないです。

レスキューは一つ一つのコメントが的確で、心を励まされ、たまやも迅速で助かりました。



この1年間、思うようにヨットに乗れない期間もあったけれど、チームのみんなで乗り越えて、切磋琢磨して、誰一人欠けても、チームとしてここまで成長できなかったと、心の底から本当にそう思います。

本当に、チームのみんなが大好きです。

みんなのためにも、決勝は良い結果で恩返しできるよう頑張ります。


決勝もよろしくお願いします。



終わりになるけど、スナイプチーム。


今チームが色々ゴタゴタしてて大変かもしれないけど、最後に笑えれば良いから、とにかく皆で蒲郡に行きたい。

スナイプチームがいない蒲郡は死ぬほどつまらんから、とりあえず死ぬ気で全日本に行こう。


とにかく両クラスで全日本に出場したい。



最後まで気合入れて、死ぬ気で、頑張ります。



3年 副将 調亮太郎