東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新入生自己紹介2020 part7 千田編

2020年11月14日 11時21分21秒 | 新入生自己紹介

花菜ちゃん紹介ありがとう!

 

皆さん初めまして、理科二類1年の千田綾菜と申します。

出身は兵庫県姫路市です。そう、ご存知、おかんがよく何かを忘れる芸人の相方の出身地ですね。

 

そんなことはどうでもよく、高校は同県南西部の山奥に位置する兵庫県立大学附属高等学校に通っていました。毎朝バスで山を登ること20分。標高300mに位置する母校では、トイレが屋外にあるため冬になると凍って流れないという地獄絵図を見ることもしばしばありました。この地域は科学公園都市とは名ばかり、見渡す限り山or杉林で、近くにファミマができた時には砂場しかなかった鳥取にスタバができた時並みに学校が沸きました。そんな開拓され切らなかった田舎では「さっき階段下に鹿おったで」という会話は珍しくなく、体育の授業では鹿とともにグラウンドを駆け回っておりました。「熊が出たので今すぐ帰りましょう」という放送が懐かしい限りです。

 

母校の良さを皆さんに知っていただきたくて回想が長くなり、すっかり忘れていました。ヨット部に入部した経緯ですね。

私は中高では茶道部・管弦楽部に所属しており、本気で体を動かすのは毎年やってくる体力測定の50m走だけという完全な文化部女子でした。もともと馬が好きだったこともあり、高校生の頃から大学では馬術部に入ろうと決めていました。馬術部があるか否かで受験する大学を選んだほどです。しかし自粛期間中、このまま他の部活を知らないで終わって良いのだろうかと思い、調べ始めた矢先にヨット部のホームページの写真に目を奪われました。その瞬間私の気持ちはヨット部10、馬術部0に一気に傾き、zoom新歓に参加することとなりました。そこでの先輩方の仲の良さそうな雰囲気やヨットに対して常に熱い姿勢に惹かれ、この部に入ることを心に決めました。そして初めて470に乗せていただきトラッピーズに出た時の(船酔いが酷くとにかく耐えることに全神経を集中させていたため、その時の記憶はあまりないのですが、)風を切る爽快感だけは覚えています。ヨット部で間違いないと感じました。

 

仮入部してから2ヶ月余りが経ちますが、覚えなければならないことがまだまだ山積みです。これから個性豊かな同期たちとともに精一杯練習に励みたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

次回は東大ヨット部の精鋭、良い人感が溢れ出して止まらない、笑顔が眩しい西尾拓大くんです。お楽しみに!