東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

日焼けが痛い

2020年08月13日 21時33分56秒 | 通常練習
こんにちは。3年470スキッパーの鈴木です。
最近顔の日焼けがつらいです。日焼け止めは塗ってるんですけどね…

さて、夏休み2週目の練習が終わりました。今週は最初の2日間が風が強く赤旗で出れなかったので日月火の、3日間での練習となりました。人数制限の都合上470チームは日曜と火曜の2日間練習を行いました。


両日ともだんだんと吹き上がっていき、途中で赤旗が上がるというハードなコンディションでの練習となりました。風の強弱が激しく、海面を見て風をしっかり予測し対応することが求められ、大変良い練習となりました。

最初は久しぶりの強風でテンションが上がっていてやる気と謎の余裕があったのですが、走っていくうちにクローズではメイントリムの精度の悪さを感じ、またメイントリムを繰り返すうちにどんどんスタミナがなくなって雑になっていくのがわかり、体力不足を痛感しました 。また、ランニングでもひと度ローリングが入るとしばらく不安定な走りが続いてしまい、練習不足を実感しました。

来週からは人数制限が解除され練習機会も増えます。今週で多くの課題が浮き彫りになったので、これからの練習を集中して行い、他大学に対する遅れをいち早く取り戻せるよう頑張ります。

以上で今週の練習報告を終わります。

3年 鈴木 智貴

ワイルドな漢

2020年08月13日 21時21分24秒 | 通常練習

自粛開け2週目は、最初の2日間は強風予報で赤旗が上がるかもということで、練習がありませんでした。

 

その2日のうちの1日で、先日ジブカム台に終止符を打った30072ペアが、車で海洋サービスに行ってから八景島へ整備しにゆくというので、暇だった僕も同行しました。

 

僕は八景島で、愛おしき29220をいじくりなめまわしました。

 

まずいろんなところにメモリーテープをはっつけてみました。

コントロールロープの引き量を数値でわかるようにすると、一度いい感じの形にできたら、この風ではトリマーここまで引いてこようということができて、大きくセールシェイプを外すことはなくなるはずです。

さらに、メモリーとかマーキングを統一すれば、艇間で共有するみたいなこともしてみたいです。スナイプは船ごとに構造がちょと違ってくるから、難しいかもしれないけど、統一できるところはすると良いかもしれまっせん。

 

構造の違いで言うと、29220はOkumura製で、ジブカムのとこにブロックがなく、いつも大根太君がひきにくそうにしてるので、ブロックをつけてみたのですが、翌日4年スナイプクルー阿部氏にお披露目したところ、「ジブシートが引かれる位置がより外側になってしまうので、微風で遅くなる」と1秒でご指摘を受け、無に帰しました。ありがとうございました。

 

あと、そういえば、他の船では、ウォーターブレーキのところにジブセールのためのメモリーがはっつけてありますが、Okumuraは、ウォーターブレーキの位置とかがちょっと違うので、バウデッキに貼ったのですが、これはハイクアウトに出ると見えないことが判明しました。

ジブシートの目印をもとにするのが良さそうです。

 

今後の展望としては、テンションをスキッパーの位置から、引いてこれるようにしてみたいです。

下位艇は、自分がより心地よく乗るためにいじくりたいと思うところが比較的多いので、楽しいです。

 

練習に関して書きます。

日曜日の練習は僕はレスキューだったのですが、風が強くてすごくいい練習になりそうだなと、僕も出たかったなあと、思ったわけです。

火曜日も強風予報だったので、配艇管理人に頼み込んで、僕も出艇させてもらったのです。

ですが、ランチャーをはりながらのランニングを走ってると、すごいスピードでるなあと思って感覚でどんどん下してしまっていて、そこでパッと他のもう1艇をみたら、角度が全然違うと。

そしてそして風見を見たら、なんかいつもの見え方と違うぞと思った瞬間に、ブームがマッハ6で返ってきて、そのままヒール。ランチャーが海に突き刺さり、ジブセールが2枚におろされてしまいました。

出艇後、30分でハーバーバックとなり非常に悲しかったです。

スキッパー始めて、春合宿でもろくに練習してないへてクソなのに、基本を怠っていました。

今一度、すべてにおいて最も基本的なところに立ち返ることが必要そうです。

 

3枚の帆で、帆走しながら帰っていたわけですが、途中でチェーンプレートのピンが弾け飛び、あえなく曳航となりました。

曳航中サイドステイがぶらんぶらんしていて気になったのでメインシートがわりに持っていました。

 

ちなみにランチャーポールも無傷ではなく、弓のようにたわみました。

しかし、マストを曲げ直す要領で、反対に曲げ直してみました。

完全にまっすぐにすることはできず、ティラーパイプみたいですが、練習には使えそうです。

ただ、通常状態よりは逝きやすくなっているはずなので、これから緊張感を持って船に乗れそうです。

 

船をぶっ壊したり、艤装ミスしたりすると、練習時間は削られてしまいます。

インカレが近づいてきて船に乗れる時間も少なくなると思うので、先輩らが院試などでおらず、たくさん船に乗れるこの期間を大切にして、練習して参りたいと思います。

 

2年スナイプスキッパー古山でした。