東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

仰秀トリマーは3時半に目を覚ます

2020年08月18日 09時31分42秒 | 通常練習

んにちは。クルーザー班 3年の落合です。

 

私たちもディンギー同様、通いでの練習を再開して二週間が経ちました。改めて海に出る気持ち良さをかみしめるとともに、突然に初春から真夏に飛んだようで不思議な心持ちがしています。

初めの一週間は風の強い日が多く、リハビリには急にハードな内容となりましたが、体力や技術を回復させられる良い練習ができました。トリマーとしては一日も後半に差し掛かると、握力が尽きてくるのを感じました。

トラブルは特に無く、動作に関しては休止期間前よりも向上さえしているようだとみんなで話していました。海に出られない代わりにオンラインミーティングを開き、社会人チームの動画などを見ていた成果でしょうか。

この一週間は一転して微風での動作練習が続いています。こちらも以前よりスムーズなタック、走りができているようです。8/10は、主将春日のお父様が船を出して、マネージャー二人を乗せて下さいました。外から仰秀を撮影してもらえるありがたい機会でした。鮮明な写真によって仰秀Ⅵの汚れがはっきり見えてしまったのには困りましたが。

先の日曜日の練習で、社会人チームのジェリーフィッシュと一緒に練習する機会がありましたが、何をおいてもスピードで負けていることが分かりました。原因を考えたものの、セッティングの問題か、セールの良し悪し、船底塗料、船自体が水置きで重くなっているのか、などあり得る要素が多すぎて特定するに至りませんでした。重大な問題なので、早く解明したいところですが、個人的には艇齢に由来する要因が半分、自分のセールトリムが半分、と思っています。

 

コロナが収束しない中、ままならない事も多い状態での練習再開です。とりわけ、船やセールなどハード面での改善が、自分たちの技術的向上に劣らず必要だと感じました。

 

これからの予定としては、直近で次の日曜日に関東フリートレースがあり、そして来るべき11月の全日本選手権が、4ヶ月の空白のあった現体制にとってのひとまずの締めくくりとなります。やれることは全部やって、悔いのない残り3ヶ月にしたいと思います。

 

というわけで、まず今日やれること、ウインチの整備、を、これから一人やってきます。なぜ一人かと言うと、朝5時にごはんを食べ、昼のおにぎりを作り、6時前の電車に乗って8時半前に合宿所に着き、増量のためにバナナを食べ、海着に着替え、予想される強い日差しに備えて日焼け止めを塗りたくったところで、今日の練習は明日に振り替えられていたことを知ったからです。

 

皆さま、くれぐれもお体と予定管理にお気をつけてお過ごし下さい。

 

クルーザー班 3 落合