DAY3・現地時間28日
お世話になっております。仰秀2年の木藤です。早速今日の報告をば。
今日は本格的に計測が始まりました。
朝イチで体重計測に行きました。クルーメンバー6人全員で合計400kg以下が条件。強いチーム、例えばSiestaとかは直前の体重トリムで400スレスレを目指すという取り組みようなので、体重計測も服の重さを抜くために裸で測ったりしています。それほどのストイックさは憧れなんですが、仰秀メンバーは痩せ型体型な人が多く増量に励んではいるんですが、悲しいかな、服を着込んだまま測っても合計360kgという余裕シャクシャクの通過でした。僕たちもいつかボディビルの大会のような出立ちで計測したいものです。今の1・2年は割と重量級なのでもしかしたら近いうちに実現する夢かもしれません。体重測定を終えるとブースに大会協賛各社の製品が置いてあってご自由にどうぞになっていたので、ありがたくいただきました。メイン協賛が地元のチーズメーカーらしく、Beecher`sという会社なんですが、そこのスティックチーズが大量に置いてありました。これがまた美味しいんですね。癖がなくて上品なテイスト。本当に何本もいけちゃう感じ。4本もいただいちゃいました。それからBeecher`sのTシャツも配ってました。これは流石に2枚もらっちゃまずいだろうと忖度して一枚だけもらいました。2回に上がると今回の2024worldの記念tシャツを販売しており、こちらはみんなで購入しました。ちなみにめっちゃTHAT`S SO COOLって感じです。「Lサイズ、プリーズ」とお願いすると「メイビートゥービッグ」と言われてしまい、Mサイズを購入しました。アメリカンの基準はやっぱり一回り大きかったようです。(ピエン)
それから満を辞してエンジンをつけ海へ出ようとするとなんとほとんどのJ24がスルスルとメインとジェノアを上げて当たり前が如く帆走出艇。日本ではほとんどのハーバーでクルーザー船の港内の帆走が禁止されているので我々に経験がないのは当たり前なのですがそれを当たり前にやって退けてしまう海外セーラーは尊敬です。キール的にも重量的にもディンギーの帆走出艇とは訳が違うはずなんですが、海外で日常とセーリングがコミットしている環境にいる彼らにとってJ24なんてディンギーみたいなものなのかと感じ入ってしまいました。もはや世界の舞台を目指すチームとしてはこれからはディンギー班J24チームとして活動するしかないかーという感じですね笑。ちなみに日本のチームでも月光やSiestaは悠々と帆走出艇でした。さすがです。我々は「慣れないことをしてもしょうがない。」とエンジン出艇。エンジンをつけたタイミングでなんとアザラシちゃんが海面からお出迎え。我々のバウ先からピョコっと顔を出して、「Hellow」とでもいうかのように我々をちょっと見てからまた海に潜ってしまいました。かわいいサプライズでした。この辺では結構ハーバーの中にも生息しているみたいです。
いざ、海面へ。海面が開けると、なんというヨットの大さ。なんというJ24の数。感動しました。アメリカのセーリング環境はこんなに日本と違うのか。いやー、アメリカいいなと。海面は大きな入江の奥に位置していて四方を陸に囲まれたような景観。かなり入り組んだ入江なので太平洋の荒波は入らず風に比べても常に波は穏やかな印象。陸が近いから真ん中の海面から外れるとかなり陸ベンが入るかんじ。風は意外とありました。前評判的に風は吹かないと聞いていたんですが、今日は5-6mくらい。仰秀メンバーの体重だとギリ起こせないくらい。大きな触れ的にはかなりいい周期で20℃くらいつつ触れていってただ常に2.3度触れ続けるという感じ。そして何より潮強し。起こさなければ大幅な下流れ間違いなしですね。これは上手くなれる海面だと思います。ワシントン大学に留学しようかな。海面調査を長めに行ったあと結局同風位くらいのアメリカン艇5艇と走り合わせしていい感じの感覚を掴んで着艇しました。
と、だいたい今日はこんな感じです。明日も頑張ります。おやすみなさい。
奥に無数のクルーザーが!
海図をチェックする仰秀メンバー
3年生ズ。太智と寒さに"自己防衛"する源さん
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