どうしてこんな上の方角から覗くのですか、
こうなると真黒さが強調されてしまうばかりでございます、
雨が降っているのにもかかわらず、
上をじっと見つめて待っておりますが、
本日はささ身ジャーキーをポケットに入れ忘れたらしく、
ないものは出てはまいりません、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0d/badcaebd24aaec625c59235c1d178cb0.jpg)
そんなこととは露知らずの私ですから、
いつまでも待っているのでございます、
でもないものは出て来ようがないのですから、
待つだけ無駄でございます、
「こんな人とは付き合ってられない」
そう気づき思ったときにお父さんは、
かけらのようなささ身を右のポケットから出してきました、
昨日の散歩の残り物があったのでございます、
満足した私はハウスのお家に、
大きなため息をふっとついて、
雨の中を二人で向かうのでした!