散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

横浜山手散策。

2013-09-07 22:30:31 | 散歩
自転車で散策に行こうと思ったんですが、日差しも出て来てあるくなりそうだったんで、
電車で近くまで行って散策する事にしました。
歩くコースは元町・中華街駅からフランス山ー港の見える丘公園ー外人墓地ー元町公園ーイタリア山公園
戻って元町公園から元町・中華街駅の周回コース。

先ずは動画からお楽しみ下さい。



改札を出て左が出口。
左に進めば元町商店街。
今回の散策コースは右に進んで信号のある横断歩道の先の港の見える丘公園フランス山からスタート。

フランス山に登る木の階段手前には「横浜ボウリング発祥の碑」

フランス山は幕末尊王攘夷で外国人が襲われる事件が相次いだ事から
この場所にフランス海兵隊が駐留した事から名付けられた山。
駐留軍が移った後にフランス領事館が建設されその遺構と当時領事館脇に建てられていた風車を復元したもの。
煉瓦造りの井戸の遺構。

港の風景ですが、段々ビルに遮られ始めているようです。

港の見える丘公園の次は外人墓地を外から眺めてというのが通常コースですが、
本日は寄付金(200円)を入口で支払って観覧コースを散策できるようでしたので
ちょっと、寄り道。
日本初の外国人落語家「快楽亭ブラック」のお墓を見学。
開港以来横浜で活躍した外国の方や鉄道施設に従事された方達のお墓があります。

山手本通りを進んで行くと元町公園の向いに横浜山手聖公会と山手234番館。
両方ともに横浜市認定歴史的建造物。

元町公園にあるエリスマン邸(市認定歴史的建造物)とエリスマン邸左脇を下った先にある山手80番館遺跡。
関東大震災では煉瓦造りの建物が多く倒壊し、この建物も地震対策で鉄筋補強をしていたそうですが、崩壊。
日本の建築物で煉瓦造りの家が少ないのは大震災に耐えられなかったのが原因?

再び、山手本通りに出てすぐにあるのがゲーリック・ホール。
スパニッシュ・スタイルの洋館。横浜市認定歴史的建造物。
汐汲坂の信号の先に見えて来るのがカトリック山手教会聖堂。
山手を代表するランドマーク。

三育幼稚園前の信号を過ぎて右手の脇道を進むと山手イタリア山庭園。
曲がり角には道標があるので、間違える事はないと思いますし観光客も多いの迷う事はないと思います。
庭園の中には明治から大正に掛けて活躍した外交官内田定槌氏の住宅(外交官の家)と
カトリック山手教会司祭住宅(ブラフ18番館)が移築されています。
庭園越しに見る外交官の家は絵になります。
二軒の洋館はこれも横浜市認定歴史的建造物。

山手イタリア庭園の裏手から大丸谷坂を下ってJR石川町駅から帰ろうと下って行く途中に
元町公園下のジェラード水屋敷にも寄りたくなったので、民家脇の坂道に入りフェリス女学院、カトリック山手教会と書かれた
案内表示を頼りに坂道を上り以前の横浜山手女子校脇から山手本通りにもどり元町公園へ。
横浜山手女子高校は中央大学付属中学校・高校となって移転したそうですが、今はこの校舎はどうなっているんでしょうかね?
山手本通り側から元町公園に入り、弓道場やプールを右下に見ながら石段を下って行き
ジェラード水屋敷地下貯水槽。
この水は湧き水なのかは不明。鯉が泳いでいます。

元町百段公園へ寄り道も考えましたが坂道をまた上るのも疲れたので
そのままスタート地点である元町・中華街駅も戻り本日の散策は終了。
昔は横浜観光と言えば山手本通りだったんですが、最近は観光客はみなとみらい地区へ行っているようで
割とのんびり散策できました。

本日のコース
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする