散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

上星川駅-西谷浄水場-陣が下渓谷-西谷駅

2008-08-15 19:05:30 | 散歩
本日の散策は相鉄上星川駅から西谷浄水場で横浜の水道について勉強して渓谷で自然に触れて西谷駅までです。
駅を出ると散策コースの案内板がありますのでコースを確認。
駅前のロータリを抜けて橋を渡っていきなりの坂道!
日差しを遮るような覆い繁った木々もありません。坂道・日差しのダブル攻撃です。

上り坂の途中、信号の角に何やら洋風なといいましょうか、煉瓦造りの建物がありますので立ち寄って下さい。
この建物はこれから向う西谷浄水場の旧計量器室跡です。西谷浄水場から横浜駅周辺・桜木町・元町・山手・本牧方面に給水する量を計る量水措置を設置するため大正3年3月に建設されたものだそうで、文化庁登録の有形文化財に指定されています。窓越しに中をのぞいて見ましたが、空っぽでした。

坂道を何とか上り切ると道路の両脇に西谷浄水場があります。
西谷浄水場の施設は解放されていませんが、隣接する横浜水道記念館は解放されており、近代水道の創設(明治20年)から現在までの歴史を資料・映像展示等で紹介する記念館と水道技術資料館や敷地内のところどころに水道にまつわる水道管や弁、栓などの実物が展示されています。
正面の噴水は子供用プール?水遊び場として解放されていました。
桜の季節になると花見の人達で賑わっていますが、本日は小さいお子さんを連れた家族で大賑わいしていました。
山の上にあるので敷地内の右に進んだ所からはみなとみらいのビル群が一望でき、眺望も良い場所です。
何よりも嬉しかったのが、資料館の冷房。
日差しで火照った体を冷してくれ、一息つく事ができました。

記念館の入口に入ってすぐの右手に水槽があり、中にはシマドジョウや鮒がいます。
その他、一階は資料展示、二階は浄水場やダムについての学ぶ事にできるコーナーがあり、ゲームをしながら水道について学ぶ事ができます。
床面にABCと書かれた部分があり、ゲームのスイッチと回答用のボタンになっています。うっかり踏んでしまいゲームをやる事になってしまいました。3問ですが、ちょっと難しいので予習しておく必要があります。

最上階(屋上)は展望室になっていて360度のパノラマ。
浄水場施設の先の山から突き出ているのは、鶴ヶ峰駅前の再開発で最近できたクリオレジダンスタワー横濱鶴ヶ峰です。
新宿副都心ビル群や富士山も見る事ができます。
たっぷりとかいた汗も引いて冷房でちょっと寒く感じ始めたので浄水場をあとにして次の目的地、陣が下渓谷へ向けて出発。
横浜水道記念館の敷地出て、右に進みます。
浄水場施設を右に見ながらほぼ反対側、西谷体育館を過ぎ、更に左手公園を過ぎて施設が切れた先の二叉に別れた細い道を進んで行くと保育園があり、その手前の道を左に降りると環状二号線の上を渡る川島緑道がありますので、渡り右の階段(新横浜方面)を降りると陣が下渓谷への道に出ます。(詳しくは地図でご確認下さい)
丸太で土止め下階段を降りて行くと途中左手に小川に降りて行く道があるので、ちょっと寄り道。
小川の反対側には階段の通路があり登って行くと公園内を通り西原団地へ出る事ができますが、本日のルートではそちらへ行かずひたすら下り方向へ。
環状二号線の高架脇にこのような渓谷(森)があるのはちょっと不思議な気がします。
(ホタルもいるような話を聞いた記憶がありますが、未確認情報です。)

陣が下渓谷を抜けて右手に高架橋を見ながら民家と民家の間に左へ。
道なりに進むと鳥居が見えて来ます。石段を登った先には杉山神社。
御祭神は日本武尊と五十猛命。
天文年間(1532-1555)北条氏康がこの地に陣を張り、ここに祠を建てて武運長久を祈ったのが始まりといわれているそうです。
明治6年村社に指定。現在の社殿は昭和30年5月の造営。
神社を抜けると広場があります。
現在は川島町公園となり、広場やアドベンチャーハウス、保育園等の建物がある公園ですが、元は横浜市立川島小学校跡地。
表通りに面した所には石碑と沿革を記したプレートが建てられていました。
どのような理由から移転したかは不明。
木陰を利用して休憩とシャツを着替えました。
今回は着替えを二枚、タオルを二本用意。
適宜、着替えをして行きますが、残り一枚のシャツは電車に乗る前に着替える予定。
汗ビチャのシャツを着て電車で座席に座るのは見た目と気分的にNGですから。

坂を登った所に移転した川島小学校があり、その先民家の間を進み、西谷中学校脇を通り過ぎて坂道を下り、帷子川を渡って西谷駅で本日の散歩は終了。
2015年はまだ先の事なんですが、この西谷駅からJR貨物駅の羽沢駅を結んで新宿方面へ直通で出る計画を立てていますので今後、西谷駅がどのように変化するか楽しみです。
コメント
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