持っているにもかかわらず、普段使っていないモノ。
そういうものは、ひとによって色々あると思います。
一の弟子にも、あります。あんまり使ってなかったんだけど、最近つかいはじめたモノのはなし。
脚(あし全体)のうしろ側の筋肉。
一の弟子は、靴底の外側が擦り減ってしまうタイプです。特にかかとの部分は、床に置いた靴が外側に傾いてしまうほど。
体重が、足の外側に流れやすいのですね。
日本人にはこのタイプの歩き方の人が多いのだと聞いたことがありますが。
歩き方に気を配っているつもり・・・なんですが、やっぱり靴底は外側が減ってしまう。
「ヒールから、足の親指の付け根に向けて体重を送るように心掛けて歩くのよ」
お師匠様から、正しい歩き方まで教えてもらったのに
(コレをなんとかしたい。何とかならんかなぁ)
・・・と思っていたら、最近は何とかしてくれる靴が存在するのです。
履いて歩くだけで、上り坂を登ると同等の負荷をかけてくれる、とか、わざとに普段のバランスでは歩かないように作られていて、バランスを取りながら歩くことで、足腰を鍛えてくれるものetc.
このタイプの靴、各スポーツシューズメーカーから出ています。
靴底の設計が、他のものとは違うのですね。
一の弟子が購入した靴は、履いてみると若干フワフワした感じ。
靴が強制的に私の歩き方(体重の移動方向)を修正するので、『かかとから親指に向けて体重を送る』が自然に実践できる。
お師匠様に教えてもらったように歩ける仕様の靴で、始めの1週間くらいは、土踏まずがだるかった。
そして2日目くらいから、脚全体のうしろ側に筋肉痛がでました。
(何ッ!? なんで? 通勤で歩く距離なんて、せいぜい20分くらいだよ~?)
同じ靴で自転車も漕いでいますから、そのせいもあるかもしれません。
(脚全部の、うしろ側・・・今まで、ここの筋肉を使っていなかったのか。ダメじゃん私・・・)
履き始めて3ヶ月くらい経ちますが、他の靴を履いて歩いても、正しく歩けるようになってきました。
『ヒップ、太腿、ふくらはぎの引き締めに効果的!』
と言われて買ったのですが、確かに効果あり