フラダンスの体験パーティーは大盛況だったとのことで、お師匠様と二の弟子センセーから
楽しかった様子を聞きました。
でも、火曜日夕方に一の弟子が教室へ到着したときは、二人とも何だかグッタリ弱ってましたよ。
『燃え尽きたです~~』
っていう感じでした。
「わぁ・・・お疲れ様です」
夜は通常通りに初級講座なのに、大丈夫かしら・・・と思ったら、そんな心配どころではない事態に。
パーティーの話をした後、お師匠様から二人の弟子に恐怖の提案がございました。
「次の講座までまだ時間があるんだから、二人で今覚えてる最中のステップをおさらいしたら?」
「え・・・・う・・・ハイ・・・・
」
「じゃ、ワルツからネ」
言うが早いか、お師匠様はさっさとCDを取り出してワルツを流し始めました。
実は最近、弟子たち二人はお師匠様から新しいステップを習っているところなのです。
一緒に教わっているわけではないので、同じことを習っていても、組んで踊ってみたことが無いステップ。
「じゃー、練習してみまショーか・・・」
まだ全体の流れもウロ覚えの二人ですが、さすがに始めの3~4のフィガーくらいは何とか踊れます。
つっかえつっかえ、踊りの中ほどまでは何とかなったのですが。
いよいよ難しくって、ふたりが苦手な部分に
「ああぁ~、身体っ、カラダが回りきれない~!」
「それぞれシャドーならバッチリ回るのに、なんで組んだら回転できないの~」
とりあえず、その部分だけの練習に切り替えます。
「最初よりは・・・少しマシになったか・・・な?」
「うぅぅ~~ん・・・」
お師匠様に習うレッスンタイムではないので、苦笑いしながら見ているお師匠様の前で延々練習する二人。
(お師匠さまぁぁ~~)
結局、ワルツ・タンゴ・ルンバ・チャチャチャの四種目、苦手なところを中心に繰り返すという過酷な修行が、
約1時間続いたのでした。
初級講座が始まる直前、一層グッタリと弱った二の弟子センセーは帰って行きました。
お疲れさまでした。
・・・お互いに。