浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

クナパーツブッシュのブラームス第4交響曲

2007年09月19日 | 指揮者
僕にとってブラームスの第4番は格別なのだが、これが実に多様な演奏解釈の存在する作品なのだ。テンポ設定からアーティキュレーションまで幅広い解釈がある中、フルトヴェングラーの解釈だけが突出してゐる(と僕は思い込んでゐる)。そのやうな訳だから、クナパーツブッシュのウラニア盤を入手してもすぐには聴かずに今日まで放置し、旅先でならといふことで聴いてゐる。 . . . 本文を読む