浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

一家に1枚 エーリッヒ・クライバーによるヨハン・シュトラウス

2007年09月21日 | 指揮者
子供の頃、SP盤が何処の家にもあった。親戚の家や友達の家に遊びに行っても必ずSP盤があり、中学生くらいになるとクラシックのレコヲドなどはレーベルを見て、大概のものは聴いて知ってゐるものばかりだった。たまに知らないものを見つけると不要ならば譲ってもらうといふあつかましさで、いつしかLPコレクションの横に同じくらいのSPコレクションができてゐた。これが僕の中学生時代の想い出である。 . . . 本文を読む