浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

マルタ・アルゲリッヒの「ロメオとジュリエット」トランスクリプション

2007年09月09日 | 洋琴弾き
アルゲリッヒは一種の妖気を漂わす現代のヴィルトゥオーゾだと思ふ。SP時代の演奏家ではないが、1949年のデビュー当時の録音については一度取り上げたことがある。1981年4月13日、大阪フェスティバル・ホールでの独奏會、バッハのパルティータに始まり、アンコールに応えて弾いたスカルラッティのソナタまでの一連の演奏は息を呑む緊張の連続であった。 . . . 本文を読む