マレーシアで道に迷う 

帰国しましたが思い出を書き記します。
と思いましたがだいなし日記に移動します。
長い間ありがとうございました。

ラマダンで可哀そうなのは・・・

2016-06-08 16:56:19 | 行事・文化
おとといからラマダン(断食月)が始まりました。
イスラム教徒たちは、1ヶ月の間日の出から日の入りまで食事はおろか、水も飲んじゃだめなのです。
聞いた話によると唾も飲み込んじゃだめらしいです。  え~?本当?

さっそく夫が昨日、新しいマレー語を覚えてきました。
ダハガ・・・ dahaga 喉が渇いた・・・ です。

私なんかから見ると、なんて可哀そうなんだ、隠れて飲みな・・って言ってあげたいところですが、
夫に言わせると、ちっとも可哀そうではないらしいです。
昼休みの時間を短くして終業時間が早くなり、みんなとっとと帰って行って、
毎晩パーティーでも開いているかのような夕ご飯になるんですって。
ラマダンバザールがあちこちで毎日開かれ、買ってすぐに食べられるものが大量に売られています。
レストランでは期間中は豪華なビュッフェメニューになります。
そうして1ヶ月のラマダンが終わると、みんな体重が増えているらしいです。  他人が太るのはうれしい!!
そんなわけで、全員が全員そんな生活をしているわけではないとは思いますが、
他人から可哀そうがられるような辛いことではないらしいですね。 

だけど毎年、ホント可哀そうだなと思うのがマックの店員です。
お昼時にラマダンに関係ない人達が列を作って注文するなか、
朝暗いうちに食べただけのマレー人たちが、いい匂いのポテトを揚げ、ハンバーガーを作っていきます。
目の前でみんなムッシャムシャ食べてます。
可哀そうだな・・・と思いながら、今日のお昼はマックでした。  えっ?

いつもたのむマックチキンのバリューセット。240円くらいかな。
スバンパレードはハリラヤに向けてのイベント会場設営中でした。