goo blog サービス終了のお知らせ 

AKB48 チームBのファンより

複数のメンバーがAKBグループや坂道グループを中心に、古今のアイドルについて自由に語るサイトです。

『心の端のソファー』に登場する友人は同性か、異性か?(ときめき研究家)

2010-11-20 06:24:16 | ときめき研究家
K6th公演のユニット曲5曲は、どれもセンターのメンバーのイメージに似合った曲である。
今日はそのうち、大島優子センターの『心の端のソファー』について。

辛いことがあった時は側にいるような友情を歌った曲。この友人は、同性だろうか、異性だろうか。
どちらかはっきりと判る根拠は見当たらないが、まず常識的には同性だと思われる。
異性の友情が成り立つかどうかについては、以前記事にしたことがあるので、今日は同性の(しかも女性同士の)友情を歌った曲を探索しよう。

薬師丸ひろ子(竹内まりや)『元気を出して』。
「涙など見せない強気なあなたを そんなに悲しませた人は誰なの」という印象的な歌い出しの有名なバラード。スタンダードナンバーと言ってもいいだろう。失恋した友人を慰める歌だ。

佐野量子『星空回線』。
これは夜の電話で、うまく行かない恋をお互いに慰め合う歌。「だいじょうぶだわ二人 今にうまく恋の回線もつながる」。佐野量子の優しいイメージに似合った曲。

中森明菜『Dear Friend』。
これも友人に「誰かに振り回されて泣くのは似合わないわ」と、ほほえみを思い出してと呼びかける歌。

冨田靖子『それは彼女のグッバイ』。
これは、卒業して時間が経つにつれ、徐々に疎遠になっていく友人のことを歌った曲。「また電話するね そういう言葉のさよならもある」と冷静に二人の関係を認識しつつ、それでも友人だと宣言する。「だけど私ならね ここで見てるよ」という呼びかけが切ない。

もう1曲。森高千里『サンライズ』。
以前にビートルズを引用している曲として紹介したが、大好きな曲なので再度取り上げる。「いつでもいいからご飯食べにおいで 私ならいつも暇だから」と、友人をおおらかに迎える森高の友情。友人もそれに甘えて、泊まった翌日も、会社を休んでだらだらと部屋で過ごして行く。現実の肌触りのある、心がほのぼのする名曲だ。

しかし、同性の友情を歌う歌は、ワンパターンになりやすく、ドラマチックな要素に欠け、ヒット曲にはなりにくいと思われる。
一方、友人の彼を略奪する歌は、『嵐の夜には』(AKB48チームB)、『接近』(南野陽子)など多数ある。
友人の彼だから諦める歌も、『片思いの対角線』(AKB48チームB)、『永遠に好きと言えない』(酒井美紀)など多数存在する。
これらは、ドラマチックで、パターンも多彩であるが、友情そのものがメインテーマではないので、今日のテーマからは除外する。またの機会に本格的に探究したい。

そして『心の端のソファー』。
多くの前例と同様、悲しむ友人の側にいるという、まあワンパターンの歌。言葉で慰めるのではなく、ただ側にいる。それを「心の端のソファー」に座っているという暗喩で表現しているのが新しいと言える。
「もしも夕立に降られたら」「私が彼に振られた時」と「ふられた」を掛けているのがお洒落だ。
ただ、「雨に降られたら傘を持って迎えに行く」という主旨の歌詞が、だらだらと冗長に続く印象があるのが惜しい。余談だが、傘をさして君を守る(花を守る)というような似通った歌詞は、『君のことが好きだから』『君と虹と太陽と』『Choose me!』『僕だけのvalue』にもあり、さすがに最近多すぎる気がする。

『心の端のソファー』の一番の聞かせどころは、ラストの「心の端の(フンフン)ソファーに」という大島優子の鼻歌だ。これには参った。こんな声を出されたら、心を奪われてしまう。降参。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイドルの実家がお店 坂上香織・長崎 大判(ナッキー)

2010-11-20 00:00:56 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
坂上香織がデビューしたのは、1988年。アイドルがだんだん難しくなり始めた頃で、新人はたくさん世に出るけれど、82年組・85年組のように、アイドルが次から次へと大きく成長していく時代ではありませんでした。
その中で、坂上香織は、そこそこ、知名度の高かったアイドルでした。

デビュー曲「レースのカーディガン」は、ザ・ベストエンの10位にランクイン。youtube映像
この映像の曲紹介、アナウンサーはこう言っています。

「お父さん、実家が料亭なので、そのお客さんと一緒に、リクエスト葉書を書いたり、レコードを何十回も聴いて、応援してくれる。」

1988年、私は、海外勤務でアイドル情報は限定的。かつ、坂上香織はCDを買わないくらいファンではなかった (少し気に入ったアイドルは、CDを買っていた頃なので、あまり興味はなかった) のですが、実家の料亭の名前は知っていました。
坂上香織のファンの友人が周りにいて、長崎に行って、実家で食べてきたという話を聞いていたから。実家のお店の名前は割烹 大判。写真はこちら

会社の仕事で、長崎には何度も (多分50回以上)出張しましたが、まだ大判に行ったことはありません。
長崎で、会社の同僚と、食事にいったり、無駄話をしていると、坂上香織の実家に食べに行くというのは、アイドルが好きではない人でも、話の種として一度は行くのが定番らしく、私の趣味を知っている人に、行ったことがないと話すと、
「えー、ナッキーさん、大判で食べたことないんですか。アイドル好きなんでしょう。」と言われます。
この記事を書くために、ネットで調べたら、いつも泊まっているホテルから歩いて15分くらい。

大判に予約を入れるために、電話をしたら、電話に出るのは、坂上香織の親なのだろうか。それとも、従業員?
坂上香織は、アイドルとしては現役でないので、親と話をすることになっても、感じることは何もありませんが、
好きな(現役)アイドルの親と話をするというのは、どういう雰囲気なのだろうか、と思って、この文章を書いているのは、11月18日の夜。

ナッキー
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする