フランスから、ベンジャミンさんの記事です。 長い記事なので二つに分けて載せます。(翻訳byナッキー)
前編: フランスでの日本おたく文化
後編: AKB48
感想: B4thの5曲目「残念少女」を見て、フランス人は、ゴスロリを感じるのか、聞いてみたいです。日本人には、ゴスロリと感じる人と、こじつけだと思う人に分かれると思います。
ここから、本文です。
Maybe it's hard to understand how a french guy can love the same things than a japanese fan!
日本の皆さんにとって、フランス人が日本人と同じもの、それもアイドルをを好きになるとは、理解しがたいことかもしれません。
Like everybody know, the japanese manga-anime culture is more and more famous all around the world.
しかし、一方で、日本の文化、特に、マンガとアニメが、世界中で人気を集めていることは、皆さんご存じの通りです。
For example, France is the second reader country of manga in the world after Japan.
例えば、フランスは、日本に次いで二番目にマンガの読者が多い国です。
In France there are a lot of readers than they only know some famous manga like Naruto or Bleach (It's certainly the two most famous manga in France).
フランスで有名なマンガは、
NARUTO (公式HPはこちら) と
BLEACH (公式HPはこちら) 音が出ます です。この二つのマンガは、単に知られているというだけではなく、本当に読んでいる読者が大勢いるのです。
This peoples say « Ho yes I like anime and manga » and they speak with the term of « Otaku », it's very pretentious! This type of french peoples say that only because they think that it's « fashion » to say « I'm an Otaku! »
フランス人は、「そうね。私はアニメやマンガ好きだよ」とか、「おたく」という言葉を使って語ることに、(自分は人とは違うのだという感じの)誇らしさを感じている。
このタイプのフランス人は、「自分はおたくである」ということは、ファッションなのである。
注:( )の中の表現は翻訳者の意訳です。
Many fan of the japanese anime-manga culture in France have a special vision of it because they are conditioning by the goth-loli part of the japanese culture.
フランスのアニメ・マンガファンの多くが、日本文化の中でも、「ゴスロリ」に魅かれるのは、フランス人としての、文化としての性(さが)から、このような特別な幻想を持つのだと言える。
注:原文は、フランスがカトリック教国であり、ゴシック文化であることが、日本のゴスロリに魅かれる背景にあるという前提で書かれているので、そのニュアンスを反映して、conditioningを「文化としの性」と意訳しました。
ゴスロリとは、ゴシック的な服装のコスプレを着る女の子のファッション。 映画「下妻物語」で深田恭子が演じたのを見たのが、翻訳者ナッキーにとってのゴスロリとの出会いでした。
The most listening japanese music style in France is Visual Kei, why? It's certainly for the same reason than the example of manga, a lot of french peoples listen that because it's « fashion » and have for example the Goth-loli of Harajuku.
次は音楽の話題です。フランスで最もよく聞かれている日本の音楽は、ヴィジュアル系です。何故かというと、ゴスロリのマンガがはやるのと同じ理由によります。フランス人は、原宿・ゴスロリに代表されるファッションが好きで、ヴィジュアル系を聞くのです。
後半の予告です。
単なるファンションとして日本を見るフランス人と、真のファンの違い。そして、AKB48
執筆者 Benjamin 翻訳者 ナッキー